問1差動式スポット型感知器の作動原理として、正しいものはどれか。
- a周囲の温度の上昇率が一定以上のとき、空気の膨張でダイヤフラムが接点を閉じる
- b炎から放射される紫外線を検出して作動する
- c煙が感知器内に流入し、散乱光が受光素子に達したときに作動する
- d周囲の温度が一定の温度以上になったとき、バイメタルの変形により接点を閉じる
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正解:a. 周囲の温度の上昇率が一定以上のとき、空気の膨張でダイヤフラムが接点を閉じる
差動式スポット型は温度の上昇率に反応する感知器で、空気室内の空気が急激に膨張するとダイヤフラムが押し上げられて接点を閉じる。一定温度で作動しバイメタルを用いるのは定温式であるため誤り。散乱光を利用するのは光電式スポット型、紫外線を検出するのは炎感知器であるため誤り。
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問2差動式スポット型感知器のリーク孔の役割として、正しいものはどれか。
- a結露した水分を排出するための孔である
- b暖房などによる緩慢な温度上昇では空気を逃がし、非火災報を防止する
- c感知器内部に煙を取り込むための開口である
- d火災時に空気を急速に逃がして接点を開かせる
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正解:b. 暖房などによる緩慢な温度上昇では空気を逃がし、非火災報を防止する
リーク孔は緩やかな温度上昇のときに膨張した空気を少しずつ逃がし、非火災報を防止する役割をもつ。火災時のような急激な膨張では逃げきれず接点が閉じるため、「急速に逃がして接点を開かせる」は誤り。煙の取込み口でも排水孔でもないため誤り。
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問3差動式スポット型感知器のリーク孔が詰まった場合に生じる現象として、正しいものはどれか。
- a火災が発生しても作動しにくくなる
- b感知器の作動温度が高くなる
- c感知器の消費電流が増加する
- dわずかな温度上昇でも空気が逃げられず、非火災報の原因となる
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正解:d. わずかな温度上昇でも空気が逃げられず、非火災報の原因となる
リーク孔が詰まると緩慢な温度上昇でも空気が逃げられず内圧が上がるため、非火災報(誤報)が発生しやすくなる。作動しにくくなるのはリーク孔が大きすぎる場合であるため誤り。定温式のような作動温度の概念や消費電流の増加は関係しないため誤り。
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問4差動式スポット型感知器のリーク孔が大きすぎる場合に生じる現象として、正しいものはどれか。
- a感知器の絶縁抵抗が低下する
- b地区音響装置が鳴動しなくなる
- c急激な温度上昇でも空気が逃げ、作動が遅れる
- dわずかな温度上昇で作動し、非火災報が多発する
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正解:c. 急激な温度上昇でも空気が逃げ、作動が遅れる
リーク孔が大きすぎると火災による急激な膨張でも空気が逃げてしまい、接点が閉じにくくなって作動遅れや失報の原因となる。非火災報が多発するのはリーク孔が詰まった場合であるため誤り。絶縁抵抗の低下や音響装置の不鳴動はリーク孔の状態とは直接関係しないため誤り。
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問5定温式スポット型感知器の作動原理として、正しいものはどれか。
- a煙の濃度が一定以上になったときに作動する
- b周囲温度の上昇率が一定以上になったときに作動する
- c周囲温度が一定の温度以上になったときに作動する
- d炎の放射エネルギーを検出して作動する
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正解:c. 周囲温度が一定の温度以上になったときに作動する
定温式スポット型は一局所の周囲温度が公称作動温度以上になると、バイメタルの反転等により接点を閉じる。温度上昇率に反応するのは差動式であるため誤り。煙濃度に反応するのは煙感知器、炎の放射を検出するのは炎感知器であるため誤り。
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問6補償式スポット型感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
- a差動式と定温式の両方の条件を同時に満たしたときにのみ作動する
- b差動式と定温式の性能を併せもち、いずれか一方で作動する
- c煙と熱の両方を感知する感知器である
- d炎と熱の両方を感知する感知器である
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正解:b. 差動式と定温式の性能を併せもち、いずれか一方で作動する
補償式スポット型は差動式と定温式の両方の性能をもち、いずれか一方の作動条件を満たせば火災信号を発するため、緩慢な温度上昇の火災でも感知できる。両方同時を要件とする記述は誤り。感知対象は熱であり、煙や炎を感知するものではないため誤り。
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問7差動式分布型感知器(空気管式)の構成と原理として、正しいものはどれか。
- a空気管内の空気が膨張し圧力変化で作動する
- b1点に設けた空気室の膨張のみで作動する
- c空気管内を流れる電流の変化を検出して作動する
- d空気管内の煙の濃度を検出して作動する
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正解:a. 空気管内の空気が膨張し圧力変化で作動する
差動式分布型(空気管式)は広範囲に張った空気管が加熱されて内部の空気が膨張し、その圧力変化を検出部のダイヤフラムが検出して接点を閉じる。1点のみで感知するのはスポット型であるため誤り。空気管は空気の圧力を伝えるもので電流や煙の検出には用いないため誤り。
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問8差動式分布型感知器(空気管式)の空気管の長さに関する基準として、正しいものはどれか。
- a露出部分は20m以上、1の検出部に接続する長さは100m以下
- b露出部分は5m以上、1の検出部に接続する長さは50m以下とする
- c露出部分・接続長さとも制限はない
- d露出部分は100m以上必要である
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正解:a. 露出部分は20m以上、1の検出部に接続する長さは100m以下
空気管は感知区域ごとに露出部分を20m以上とし、検出部に接続する空気管の長さは100m以下とする。5m・50mという値は基準と異なるため誤り。基準は明確に定められているため「制限はない」は誤り。露出部分100m以上は接続長さの上限を超えるため誤り。
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問9差動式分布型感知器(空気管式)の空気管の取付け間隔に関する基準として、正しいものはどれか。
- a相互間隔は6m以下とする
- b相互間隔は3m以下とする
- c相互間隔は15m以下とする
- d相互間隔に関する基準はない
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正解:a. 相互間隔は6m以下とする
空気管は取付け面の各辺から1.5m以内に設け、相対する空気管の相互間隔は6m以下(主要構造部を耐火構造とする防火対象物にあっては9m以下)とする。3m・15mはいずれも基準値と異なるため誤り。基準は定められているため誤り。
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問10差動式分布型感知器(熱電対式)の作動原理として、正しいものはどれか。
- a空気の膨張による圧力変化を検出して作動する
- bバイメタルの反転により接点を閉じる
- c半導体の静電容量の変化を検出する
- d熱電対に生じる熱起電力を検出して作動する
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正解:d. 熱電対に生じる熱起電力を検出して作動する
熱電対式は異種金属を接合した熱電対が加熱されると熱起電力(ゼーベック効果)を生じ、その電圧をメーターリレーが検出して作動する。空気の膨張を利用するのは空気管式、バイメタルを用いるのは定温式であるため誤り。静電容量の変化を利用する方式ではないため誤り。
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問11光電式スポット型感知器(散乱光式)の作動原理として、正しいものはどれか。
- a煙により光量が減少したことを検出して作動する
- b放射線源によるイオン電流の変化を検出して作動する
- c煙粒子で散乱した光が受光素子に入射して作動する
- d空気の膨張を検出して作動する
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正解:c. 煙粒子で散乱した光が受光素子に入射して作動する
光電式スポット型(散乱光式)は、暗箱に流入した煙の粒子によって光が散乱し、通常は光が当たらない受光素子に光が入ることで作動する。光量の減少(減光)を検出するのは光電式分離型の方式であるため誤り。イオン電流の変化を利用するのはイオン化式、空気の膨張を利用するのは差動式であるため誤り。
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問12光電式分離型感知器の作動原理として、正しいものはどれか。
- a煙による受光量の減少を検出して作動する
- b煙による散乱光を検出して作動する
- c炎から放射される赤外線を検出して作動する
- d周囲温度の上昇率を検出して作動する
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正解:a. 煙による受光量の減少を検出して作動する
光電式分離型は送光部と受光部を離して設置し、その間の煙により受光量が減少(減光)したことを検出して作動するため、広い空間や天井の高い場所の監視に適する。散乱光を検出するのはスポット型、赤外線を検出するのは炎感知器、温度上昇率を検出するのは差動式であるため誤り。
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問13光電式分離型感知器の設置方法として、正しいものはどれか。
- a送光部・受光部は背部の壁から1m以内に設ける
- b光軸は壁に接するように設ける
- c光軸の高さは床面から1m以内とする
- d送光部・受光部は背部の壁から5m以上離して設ける
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正解:a. 送光部・受光部は背部の壁から1m以内に設ける
光電式分離型は、光軸が並行する壁から0.6m以上離れた位置、送光部・受光部は背部の壁から1m以内、光軸の高さは天井等の高さの80%以上となるように設ける。壁に接する設置や背部の壁から5m以上離す設置は基準に反するため誤り。煙は上昇するため光軸を床面近くに設けるのは適切でなく誤り。
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問14イオン化式スポット型感知器の作動原理として、正しいものはどれか。
- aイオン電流の変化を検出して作動する
- b煙による散乱光を検出して作動する
- c空気管内の空気の膨張を検出して作動する
- dバイメタルの変形を検出して作動する
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正解:a. イオン電流の変化を検出して作動する
イオン化式スポット型は放射線源によって空気をイオン化し、煙が流入してイオン電流が減少することを検出して作動する。散乱光を利用するのは光電式、空気の膨張は差動式、バイメタルは定温式の原理であるため、いずれも誤り。
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問15炎感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
- a天井高さが4m未満の居室に限って設置できる
- b煙の濃度を測定して作動する
- c炎の温度そのものを測定して作動する
- d紫外線又は赤外線の変化を検出して作動する
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正解:d. 紫外線又は赤外線の変化を検出して作動する
炎感知器は炎から放射される紫外線又は赤外線を検出し、その変化が一定量以上になったときに作動する。温度や煙濃度を測定するものではないため誤り。炎感知器は天井が高い空間や大空間でも使用でき、取付け高さ20m以上の場所にも設置できるため誤り。
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問16スポット型の熱感知器(差動式スポット型等)の取付けに関する記述として、正しいものはどれか。
- a下端が下方0.3m以内で45度以上傾斜させない
- b感知器の下端が取付け面の下方1m以内であればよい
- c取付け面に対して60度傾けて設けてもよい
- d壁面に垂直に取り付けることを原則とする
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正解:a. 下端が下方0.3m以内で45度以上傾斜させない
スポット型熱感知器は感知器の下端が取付け面の下方0.3m以内(煙感知器は0.6m以内)となるように設け、45度以上傾斜させないこととされている。1m以内では基準を満たさず、60度の傾斜は許容範囲を超えるため誤り。感知器は原則として天井等の取付け面の下面に設けるため誤り。
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問17差動式分布型感知器の検出部の取付けに関する記述として、正しいものはどれか。
- a45度以上傾斜させなければ問題ない
- b5度以上傾斜させないように設ける
- c90度まで傾斜させてよい
- d傾斜に関する制限はない
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正解:b. 5度以上傾斜させないように設ける
差動式分布型感知器の検出部は、正しい作動を確保するため5度以上傾斜させないように設ける。45度・90度という値はスポット型の基準やそれ以上の角度であり、検出部の基準とは異なるため誤り。傾斜の制限は定められているため誤り。
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問18厨房や湯沸室など、常に湯気や煙が滞留する場所に適する感知器として、正しいものはどれか。
- aイオン化式スポット型感知器
- b光電式スポット型感知器
- c定温式スポット型(防水型)などの熱感知器
- d光電式分離型感知器
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正解:c. 定温式スポット型(防水型)などの熱感知器
厨房・湯沸室のように湯気や煙が常時発生する場所では、煙感知器は非火災報の原因となるため、定温式スポット型(防水型)などの熱感知器を用いる。光電式・イオン化式・光電式分離型はいずれも煙感知器であり、こうした場所には適さないため誤り。
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問19P型受信機とR型受信機の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
- a両者に機能上の違いはない
- bR型は小規模な防火対象物専用の受信機である
- cP型は固有の信号、R型は共通の信号を受信する
- dP型は共通の信号、R型は固有の信号を受信する
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正解:d. P型は共通の信号、R型は固有の信号を受信する
P型受信機は警戒区域ごとに配線された回線から共通の火災信号を受信するのに対し、R型受信機は中継器等を介して固有の信号(アドレス)により受信するため、配線本数を減らせ大規模建物に適する。P型とR型の説明を入れ替えた記述は誤り。機能上の違いは明確に存在するため誤り。R型はむしろ大規模建物に適するため誤り。
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問20P型1級受信機(多回線)が備えるべき機能として、正しいものはどれか。
- a導通試験装置は不要である
- b導通試験装置と電話連絡装置を備える
- c接続できる回線数は5回線までである
- d火災表示試験装置のみ
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正解:b. 導通試験装置と電話連絡装置を備える
P型1級受信機(多回線)は、火災表示試験装置・自己保持機能・導通試験装置・発信機との電話連絡装置(応答確認装置)などを備える必要がある。火災表示試験装置のみでは要件を満たさず誤り。導通試験装置を要しないのはP型2級受信機であるため誤り。回線数が5回線までに制限されるのもP型2級受信機であるため誤り。
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問21P型2級受信機に関する記述として、正しいものはどれか。
- a導通試験装置を備えなければならない
- b接続できる回線数は5回線以下である
- c接続できる回線数に制限はない
- d1回線専用の受信機である
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正解:b. 接続できる回線数は5回線以下である
P型2級受信機は接続できる回線数が5回線以下で、導通試験装置や発信機との電話連絡装置は要求されない。回線数無制限はP型1級の特徴であるため誤り。導通試験装置が必要なのはP型1級であるため誤り。1回線専用はP型3級受信機であるため誤り。
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問22受信機の火災表示に関する記述として、正しいものはどれか。
- a火災灯のみが点灯すればよい
- b地区音響装置は鳴動しなくてもよい
- c火災信号が止まれば自動的に表示も復旧する
- d火災表示と鳴動は手動復旧まで保持される
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正解:d. 火災表示と鳴動は手動復旧まで保持される
受信機は火災信号を受信すると火災灯・地区表示装置を点灯し、主音響装置・地区音響装置を鳴動させ、その状態を手動で復旧するまで保持する(自己保持機能)。自動で復旧すると火災の発生場所を確認できなくなるため誤り。地区音響装置の鳴動や地区表示装置の点灯も必要であるため、残る記述も誤り。
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問23受信機の火災表示試験の目的として、正しいものはどれか。
- a予備電源の容量を確認する
- b感知器回路の断線の有無を確認する
- c表示・鳴動・自己保持を確認する
- d感知器の作動時間を測定する
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正解:c. 表示・鳴動・自己保持を確認する
火災表示試験は、火災信号受信時の表示・鳴動・自己保持が正常に行われるかを受信機側で確認する試験である。断線の有無の確認は導通試験、予備電源の確認は予備電源試験であるため誤り。感知器の作動時間を測定するのは感知器の作動試験であるため誤り。
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問24P型1級受信機の回路導通試験に関する記述として、正しいものはどれか。
- a感知器を実際に加熱して作動を確認する試験である
- b地区音響装置の音圧を測定する試験である
- c終端器により回路の断線の有無を確認する試験である
- d予備電源への切換えを確認する試験である
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正解:c. 終端器により回路の断線の有無を確認する試験である
導通試験は、送り配線とした感知器回路の末端に設けた終端器(終端抵抗)を利用して、回路が断線していないかを受信機側で確認する試験である。感知器の加熱試験、予備電源の切換試験、音圧測定はいずれも別の試験項目であるため誤り。
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問25受信機の予備電源試験の目的として、正しいものはどれか。
- a感知器回路の絶縁抵抗を測定する
- b停電時と復電時の自動切換え確認
- c地区表示装置の表示灯を交換する
- d感知器の公称作動温度を確認する
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正解:b. 停電時と復電時の自動切換え確認
予備電源試験では、停電時に予備電源へ自動的に切り換わること、復電時に常用電源へ自動的に復帰すること、電圧が正常であることを確認する。絶縁抵抗測定や表示灯の交換、公称作動温度の確認はいずれも予備電源試験の目的ではないため誤り。
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問26受信機の同時作動試験の目的として、正しいものはどれか。
- a複数回線同時でも正常に火災表示する
- b配線の絶縁抵抗を測定する
- c1回線ずつ順番に火災表示を確認する
- d感知器の感度を測定する
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正解:a. 複数回線同時でも正常に火災表示する
同時作動試験は、複数回線から同時に火災信号を受信した場合でも受信機が正常に火災表示を行えるかを確認する試験である。1回線ずつ確認するのは火災表示試験の手順であるため誤り。感度測定や絶縁抵抗測定は別の試験であるため誤り。
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問27受信機や感知器の蓄積機能の目的として、正しいものはどれか。
- a火災信号を受信してから表示までの時間を長くして、消火活動の時間を確保するため
- b非火災報を防止するため、一定時間信号の継続を確認してから火災表示を行う
- c感知器の消費電力を減らすため
- d警戒区域の数を増やすため
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正解:b. 非火災報を防止するため、一定時間信号の継続を確認してから火災表示を行う
蓄積機能は、瞬間的なノイズや一時的な煙の流入による非火災報を防ぐため、信号が一定時間継続することを確認してから火災表示を行う機能である。消火活動時間の確保や消費電力の削減、警戒区域数の拡大を目的とするものではないため、いずれも誤り。
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問28中継器の機能として、正しいものはどれか。
- a受信機の予備電源として機能する
- b地区音響装置の音量を調整する
- c感知器の代わりに火災を感知する
- d感知器の信号を受信機に発信する
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正解:d. 感知器の信号を受信機に発信する
中継器は感知器・発信機からの火災信号等を受けて、受信機や消火設備等に発信する機器であり、R型システムなどで用いられる。中継器自体が火災を感知することはなく誤り。予備電源や音量調整の機能を担うものではないため誤り。
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問29P型1級発信機とP型2級発信機の違いとして、正しいものはどれか。
- aP型1級発信機は押しボタンをもたない
- bP型2級発信機のみが電話連絡用のジャックを有する
- c1級は電話連絡用ジャックと応答確認灯を有する
- d両者に構造上の違いはない
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正解:c. 1級は電話連絡用ジャックと応答確認灯を有する
P型1級発信機は電話連絡用のジャックと、受信機が信号を受信したことを知らせる応答確認灯を備えるが、P型2級発信機はこれらを備えない。1級と2級を入れ替えた記述、違いがないとする記述は誤り。発信機は押しボタンにより火災信号を発信するものであるため誤り。
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問30地区音響装置の区分鳴動方式が必要となる防火対象物として、正しいものはどれか。
- a地階を除く階数が5以上で、延べ面積が3000㎡を超える防火対象物
- b平屋建てのすべての防火対象物
- c階数にかかわらず、延べ面積が500㎡を超える防火対象物
- d特定防火対象物のみ(規模を問わない)
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正解:a. 地階を除く階数が5以上で、延べ面積が3000㎡を超える防火対象物
地階を除く階数が5以上で延べ面積3000㎡を超える防火対象物では、避難の混乱を防ぐため出火階とその直上階等を先に鳴動させる区分鳴動方式とする。500㎡を超えるすべて、平屋建てすべて、規模を問わない特定防火対象物という条件は、いずれも基準と一致しないため誤り。
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問31区分鳴動方式において、出火階が2階以上の階である場合に鳴動させる階として、正しいものはどれか。
- a出火階及びその直下階
- b全館一斉
- c出火階のみ
- d出火階及びその直上階
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正解:d. 出火階及びその直上階
区分鳴動では、出火階が2階以上のときは出火階とその直上階を、1階のときは出火階・直上階・地階を、地階のときは出火階・直上階・その他の地階を鳴動させる。出火階のみ、直下階、全館一斉はいずれも区分鳴動の原則と異なるため誤り(一定時間経過後等に全区域鳴動へ移行する仕組みは別に定められている)。
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問32自動火災報知設備の感知器回路(配線相互間及び大地間)の絶縁抵抗の測定方法として、正しいものはどれか。
- a直流250Vの絶縁抵抗計で測定し、0.1MΩ以上であること
- b交流100Vを加えて測定する
- c直流250Vの絶縁抵抗計で測定し、0.01MΩ以上であればよい
- d絶縁抵抗の基準はない
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正解:a. 直流250Vの絶縁抵抗計で測定し、0.1MΩ以上であること
感知器回路等の配線相互間及び大地間の絶縁抵抗は、直流250Vの絶縁抵抗計を用いて0.1MΩ以上であることを確認する。交流電圧を加えて測る方法では絶縁抵抗は測定できないため誤り。0.01MΩでは基準を満たさないため誤り。基準は定められているため誤り。
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問33空気管式の差動式分布型感知器に対して行う流通試験の目的として、正しいものはどれか。
- a感知器の公称作動温度を確認する
- b接点間隔の適否を確認する
- c空気管の漏れや詰まり、変形の有無を確認する
- d受信機の予備電源を確認する
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正解:c. 空気管の漏れや詰まり、変形の有無を確認する
流通試験はテストポンプとマノメーターを用いて空気管に空気を送り、空気の流通状態から漏れ・詰まり・つぶれの有無を確認する試験である。接点間隔の適否を確認するのは接点水高試験であるため誤り。予備電源の確認や公称作動温度の確認は別の試験項目であるため誤り。
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問34空気管式の差動式分布型感知器に対して行う接点水高試験の目的として、正しいものはどれか。
- a感知器回路の絶縁抵抗を測定する
- b空気管の漏れや詰まりを確認する
- c地区音響装置の音圧を測定する
- d接点間隔の適否を水高で確認する
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正解:d. 接点間隔の適否を水高で確認する
接点水高試験はマノメーターの水高により接点が閉じる圧力を測定し、接点間隔(感度)が適正かを確認する試験である。漏れや詰まりの確認は流通試験、絶縁抵抗測定や音圧測定は別の試験であるため誤り。
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問35空気管式の差動式分布型感知器の火災作動試験(空気注入試験)の方法として、正しいものはどれか。
- aテストポンプで空気を注入し作動時間を調べる
- b空気管を加熱して作動を確認する
- c空気管を切断して内部を目視で確認する
- d受信機の火災表示試験スイッチのみで確認する
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正解:a. テストポンプで空気を注入し作動時間を調べる
火災作動試験は検出部の試験孔からテストポンプで規定量の空気を注入し、接点が閉じるまでの作動時間が規定範囲内であるかを確認する。空気管全体を加熱する方法は現実的でなく標準的な試験方法ではないため誤り。受信機側の試験だけでは感知器の作動は確認できないため誤り。空気管の切断は設備を損傷するため誤り。
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問36煙感知器の設置に適さない場所として、正しいものはどれか。
- a宿泊室
- b地下街の通路
- c事務室
- dじんあいや水蒸気が多量に滞留する場所
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正解:d. じんあいや水蒸気が多量に滞留する場所
じんあい・微粉・水蒸気が多量に滞留する場所は非火災報の原因となるため、煙感知器の設置に適さない(熱感知器等を選定する)。事務室・宿泊室・地下街の通路はいずれも煙感知器を設けるべき、又は設けることが適当な場所であるため誤り。
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問37自動火災報知設備の非火災報の原因として、考えにくいものはどれか。
- a感知器回路の終端抵抗が正しく取り付けられていること
- b差動式スポット型感知器のリーク孔の詰まり
- c感知器への水滴の侵入や配線の絶縁不良
- d厨房の湯気が煙感知器に流入すること
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正解:a. 感知器回路の終端抵抗が正しく取り付けられていること
終端抵抗が正しく取り付けられていることは導通試験を可能にする正常な状態であり、非火災報の原因にはならない。湯気の流入、リーク孔の詰まり、水滴の侵入や絶縁不良は、いずれも非火災報の代表的な原因である。
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問38自動火災報知設備の感知器の作動試験に用いる器具として、適切なものはどれか。
- a接地抵抗計
- b加熱試験器
- c検相器
- d照度計
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正解:b. 加熱試験器
熱感知器の作動確認には加熱試験器、煙感知器には加煙試験器を用い、差動式分布型にはテストポンプ等を用いる。接地抵抗計・検相器・照度計はいずれも感知器の作動を確認する器具ではないため誤り。
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問39自動火災報知設備の工事において、感知器回路の末端に終端抵抗を設ける理由として正しいものはどれか。
- a感知器の作動電流を大きくするため
- b非常電源の容量を小さくするため
- c地区音響装置の音圧を高めるため
- d受信機側から回路の導通(断線の有無)を確認できるようにするため
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正解:d. 受信機側から回路の導通(断線の有無)を確認できるようにするため
送り配線とした感知器回路の末端に終端抵抗を設けることで、受信機側から微小電流を流して回路の導通状態を確認でき、断線を検出できる。作動電流の増大や音圧の向上、非常電源容量の低減を目的とするものではないため、いずれも誤り。
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問40自動火災報知設備の受信機の設置に関する記述として、適切でないものはどれか。
- a主音響装置の音響が確実に聞き取れる環境に設置する
- b受信機は無人の機械室に設け、警報は現地でのみ確認する
- c操作スイッチは床面から0.8m以上1.5m以下(いすに座って操作するものは0.6m以上)の高さに設ける
- d受信機は防災センターなど常時人がいる場所に設ける
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正解:b. 受信機は無人の機械室に設け、警報は現地でのみ確認する
受信機は火災表示に速やかに対応できるよう常時人がいる場所に設ける必要があり、無人の機械室に設けて現地でのみ確認する運用は適切でない。常時人のいる場所への設置、操作スイッチの高さの基準、音響が聞き取れる環境の確保は、いずれも適切な設置方法である。
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