電験三種

電験三種(第三種電気主任技術者)試験の概要|科目・出題数・配点・合格基準・受験資格

公開 2026-08-30

第三種電気主任技術者(電験三種)は、ビル・工場の受変電設備を保安監督できる国家資格です。この記事では、資格でできること・4科目の構成と出題数・配点・試験時間・合格基準・受験資格・実施団体を整理します。試験日程や受験手数料は年度で変わるため、最新は必ず実施団体の公式情報でご確認ください。

電験三種とは(できること・位置づけ)

電気主任技術者は、事業用電気工作物の工事・維持・運用に関する保安の監督を行う国家資格です。第三種はそのうち電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5,000kW以上の発電所を除く)を扱えます。ビル管理の現場では、電験三種・エネルギー管理士・ビル管理士があわせて「ビルメン三種の神器」と呼ばれ、電験三種はその中核です。設備管理のキャリアで待遇に直結しやすい資格として、取得を目指す人が多い試験です。

  • 事業用電気工作物の保安監督を行う国家資格
  • 第三種は電圧5万V未満(出力5,000kW以上の発電所を除く)が対象
  • 「ビルメン三種の神器」の一つ

受験資格は不要。誰でも受けられる

電験三種の試験には、年齢・学歴・実務経験などの受験資格の制限がありません。未経験の方や学生でも申し込んで受験できます。ただし試験合格後に免状の交付を受ける手続きは別にあり、実務経験による認定取得ルートとは別物です。まずは試験の科目構成を押さえて対策を始められる、間口の広い資格です。

試験科目・出題数・配点・試験時間

試験は理論・電力・機械・法規の4科目で、それぞれ100点満点です。各科目はA問題(1問完結)とB問題(小問2つで構成される問題)に分かれます。解答数は理論・電力・機械が17問、法規が13問で、4科目合計64問です。法規だけは試験時間が65分と短く、B問題1問の配点が13〜14点と大きいのが特徴です。

科目A問題B問題解答数試験時間
理論14問(各5点)3問(各10点)17問90分
電力14問(各5点)3問(各10点)17問90分
機械14問(各5点)3問(各10点)17問90分
法規10問(各6点)3問(13〜14点)13問65分

合格基準は各科目60点以上

合格基準は各科目100点満点で60点以上が目安です。年度によって調整されることがあり、実際の合格基準点は試験後に公表されます。4科目すべてで基準を満たせば合格ですが、1回でそろわなくても科目合格制度で持ち越せます。

  • 各科目100点満点・60点以上が目安
  • 合格基準点は年度により調整されることがある
  • 4科目そろわなくても科目合格として持ち越せる

年2回実施・筆記方式とCBT方式が選べる

電験三種は近年、上期と下期の年2回実施になりました。さらに、従来の筆記方式に加えて、会場のパソコンで受験するCBT方式も選択できます。CBTは実施期間の中から日時と会場を選べるため、仕事の都合をつけやすいのが利点です。試験日程・申込期間・受験手数料・CBTの実施期間は年度で変わるため、申込前に必ず公式サイトで確認してください。

電気技術者試験センター 第三種電気主任技術者試験

科目合格制度がこの試験の要

電験三種は4科目すべてを一度にそろえる必要がなく、合格した科目を以降の試験で免除できます。免除は年数ではなく回数で数え、最初に科目合格した試験以降、申請により最大で連続5回まで受けられます。自動では適用されず申請が必要な点、使い切ると古い科目合格から失効していく点は、計画を立てるうえで必ず押さえてください。

電験三種の科目合格制度をくわしく

無料の一問一答742問で対策する

電験三種は範囲が広く、計算科目の比重も高い試験です。当サイトでは4科目17分野に整理した練習問題742問を無料で公開しています。全問に解説がついているので、間違えた論点をその場で確認できます。まずは他3科目の土台になる理論から始めるのがおすすめです。

電験三種の無料練習問題(4科目・17分野・742問)

広告電験三種の出題範囲を講義で体系立てて押さえたいなら電験三種の受験対策講習会(能セン)を見る

電験三種 の問題を解いてみる

第三種電気主任技術者(電験三種)・全742問。本番形式で本試験に近い問題数をランダム出題し、合格ラインで判定します。

電験三種の練習問題を解く(全742問) →
電験三種 の分野別一問一答
関連記事
姉妹サービス
読んだ内容を、自分の教材で定着させる

資格名や分野を入力するだけ、または手元の教材PDF・写真から、AIが4択問題と解説を生成。間違えた問題は忘却曲線で自動復習できます。

シカクモン Studio を無料で試す →