問1A種接地工事に関する記述として、正しいものはどれか。
- a高低圧が混触したときの低圧側の電位上昇を抑えるための接地である
- b接地抵抗値の規定はなく、施工者の判断でよい
- c低圧の300V以下の機器に施す接地で、接地抵抗値は100Ω以下である
- d高圧用機器の金属製外箱に施す接地で、接地抵抗値は10Ω以下である
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正解:d. 高圧用機器の金属製外箱に施す接地で、接地抵抗値は10Ω以下である
A種接地工事は高圧・特別高圧用機器の金属製外箱や避雷器などに施し、接地抵抗値は10Ω以下と定められている。300V以下の機器に施し100Ω以下とするのはD種接地工事であるため誤り。混触時の電位上昇を抑えるのはB種接地工事の目的であるため誤り。接地抵抗値は種別ごとに定められているため誤り。
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問2B種接地工事の目的として、正しいものはどれか。
- a雷サージを大地に放電するため
- b低圧機器の金属製外箱の対地電圧を完全に0Vに保つため
- c高圧機器の金属製外箱に生じる漏電を検出するため
- d変圧器の混触時に低圧側の電位上昇を抑制するため
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正解:d. 変圧器の混触時に低圧側の電位上昇を抑制するため
B種接地工事は変圧器の低圧側中性点等に施し、高低圧混触時に低圧電路の対地電圧が異常に上昇することを抑制する。高圧機器の外箱に施すのはA種接地工事であるため誤り。接地を施しても対地電圧を完全に0Vに保てるわけではないため誤り。雷サージの放電は避雷器の役割であるため誤り。
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問3使用電圧300Vを超える低圧用機器の金属製外箱に施す接地工事と、その接地抵抗値として正しいものはどれか。
- aB種接地工事で任意の値
- bC種接地工事で10Ω以下(0.5秒以内に自動遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)
- cD種接地工事で100Ω以下(0.5秒以内に自動遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)
- dA種接地工事で10Ω以下
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正解:b. C種接地工事で10Ω以下(0.5秒以内に自動遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)
使用電圧300Vを超える低圧用機器の金属製外箱等にはC種接地工事を施し、接地抵抗値は10Ω以下(電路に0.5秒以内に自動的に遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)とされている。300V以下の場合がD種接地工事であるため誤り。A種は高圧・特別高圧用、B種は変圧器の混触防止用であり用途が異なるため誤り。
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問4使用電圧300V以下の低圧用機器の金属製外箱に施すD種接地工事の接地抵抗値として、正しいものはどれか。
- a10Ω以下であり、自動遮断装置による緩和規定はない
- b100Ω以下(0.5秒以内に自動遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)
- c500Ω以下でよく、遮断装置の有無などの条件を問わない
- d接地抵抗値についての規定はなく、施工者が任意に定めてよい
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正解:b. 100Ω以下(0.5秒以内に自動遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)
D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下で、電路に地絡を生じたとき0.5秒以内に自動的に遮断する装置を施設する場合は500Ω以下に緩和される。10Ω以下はA種・C種の値であるため誤り。無条件に500Ω以下でよいわけではないため誤り。規定は明確に定められているため「任意」は誤り。
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問5使用電圧200Vの金属管工事において、D種接地工事を省略できる場合として正しいものはどれか。
- a乾燥した場所に施設し、金属管の長さが4m以下である場合
- b金属管の長さにかかわらず、屋内であれば常に省略できる
- c接地端子が用意されていない場合は常に省略できる
- d湿気の多い場所であっても、金属管の長さが10m以下である場合
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正解:a. 乾燥した場所に施設し、金属管の長さが4m以下である場合
使用電圧300V以下の金属管工事では、乾燥した場所に施設し管の長さが4m以下の場合などに限りD種接地工事を省略できる。湿気の多い場所では感電の危険が高く省略は認められないため誤り。屋内であれば常に省略できるという規定はないため誤り。接地端子の有無は省略の根拠にならないため誤り。
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問6地中電線路を直接埋設式により施設する場合の埋設深さとして、正しいものはどれか。
- a埋設深さの規定はなく、地表に露出させてもよい
- b車両の通行がある場所でも0.6m以上あればよい
- c場所を問わず0.3m以上であればよい
- d圧力を受ける場所1.2m以上、他0.6m以上
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正解:d. 圧力を受ける場所1.2m以上、他0.6m以上
直接埋設式では、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所は1.2m以上、その他の場所は0.6m以上の深さに埋設することとされている。0.3m以上という値は該当せず、圧力を受ける場所で0.6mとするのも基準を下回るため誤り。地中電線路である以上、露出させてよいとする記述は誤り。
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問7可燃性ガスが存在するおそれのある場所における低圧屋内配線の工事方法として、正しいものはどれか。
- a平形保護層工事によることができる
- bライティングダクト工事によることができる
- c金属管工事、又はケーブル工事による
- dがいし引き工事によることができる
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正解:c. 金属管工事、又はケーブル工事による
可燃性ガス等が存在するおそれのある場所の低圧屋内配線は、金属管工事又はケーブル工事(キャブタイヤケーブルを除く)によることとされている。がいし引き工事・ライティングダクト工事・平形保護層工事はいずれも認められていないため誤り。
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問8金属ダクト工事において、ダクトに収める電線の断面積(絶縁被覆を含む)の総和に関する規定として、正しいものはどれか。
- aダクトの内部断面積の50%以下(制御回路等のみの場合も同じ)とする
- bダクトの内部断面積の20%以下(制御回路等は50%以下)とする
- c制限はなく、収まる限り何本でも収めてよい
- dダクトの内部断面積の80%以下とする
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正解:b. ダクトの内部断面積の20%以下(制御回路等は50%以下)とする
金属ダクトに収める電線の被覆を含む断面積の総和は、ダクト内部断面積の20%以下(電光サイン装置・制御回路等の配線のみを収める場合は50%以下)と定められている。放熱を考慮した規定であり、一律50%や80%とする記述は誤り。制限がないとする記述も誤り。
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問9硬質塩化ビニル電線管(VE)相互を接続する場合の差込み深さとして、正しいものはどれか。
- a管の外径の0.5倍以上あればよい
- b管の内径と同じ長さとする
- c管の外径の1.2倍以上とする
- d差込み深さの目安はなく、抜けなければよい
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正解:c. 管の外径の1.2倍以上とする
合成樹脂管相互をカップリング等で接続する場合、差込み深さは管の外径の1.2倍以上、接着剤を使用する場合は0.8倍以上とされている。0.5倍や内径基準は規定と一致しないため誤り。差込み深さは明確に定められているため「目安はない」は誤り。
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問10低圧屋内配線をケーブル工事により造営材の下面に沿って施設する場合の支持点間の距離として、正しいものはどれか。
- a支持点間の距離は2m以下とする
- b支持点間の距離に関する規定はない
- c0.5m以下としなければならない
- d10m以下であればよい
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正解:a. 支持点間の距離は2m以下とする
ケーブル工事で造営材の下面又は側面に沿って施設する場合、支持点間の距離は2m以下(接触防護措置を施し垂直に取り付ける場合は6m以下)とされている。10m以下では緩すぎ、0.5m以下は規定より厳しく、いずれも基準と一致しないため誤り。規定は明確に存在するため「規定はない」は誤り。
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問11高圧ケーブルの端末処理においてストレスコーンを設ける理由として、正しいものはどれか。
- aケーブルの引張強度を高めるため
- bケーブル内部の温度上昇を検出するため
- cケーブルの導体抵抗を下げるため
- d電界集中を緩和し絶縁破壊を防ぐため
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正解:d. 電界集中を緩和し絶縁破壊を防ぐため
高圧ケーブルの遮へい層を切断した端部には電界(電気力線)が集中するため、ストレスコーンを設けて電界を緩和し絶縁破壊を防止する。引張強度の確保や温度検出、導体抵抗の低減はストレスコーンの目的ではないため、いずれも誤り。
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問12ライティングダクト工事に関する記述として、正しいものはどれか。
- a造営材を貫通して施設することができる
- b開口部は原則下に向け、造営材を貫通してはならない
- c湿気の多い場所や水気のある場所に適した工事方法である
- dダクトの開口部は上に向けて施設しなければならない
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正解:b. 開口部は原則下に向け、造営材を貫通してはならない
ライティングダクトは開口部を下に向けて施設し、造営材を貫通して施設してはならないとされている。開口部を上に向けるとほこりや水の侵入により危険であるため誤り。貫通施工は認められていないため誤り。湿気・水気のある場所には適さない工事方法であるため誤り。
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問13高圧屋内配線をケーブル工事で施設する場合の記述として、正しいものはどれか。
- a高圧ケーブルの金属製外装や防護装置には接地を施してはならない
- b支持点間の距離は2m以下とし、金属製の防護装置に接地を施す
- c支持点間の距離は10m以下であればよい
- d高圧屋内配線はがいし引き工事によらなければならない
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正解:b. 支持点間の距離は2m以下とし、金属製の防護装置に接地を施す
高圧屋内配線をケーブル工事とする場合、支持点間の距離は2m以下(接触防護措置を施した垂直取付けは6m以下)とし、ケーブルの金属被覆や金属製防護装置にはA種接地工事(接触防護措置を施す場合はD種接地工事)を施す。がいし引き工事は展開した場所で乾燥した場所など条件付きの方法であり「よらなければならない」とはいえないため誤り。金属部分の接地は感電防止に必須であるため「施してはならない」は誤り。10m以下という記述も基準と異なるため誤り。
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問14低圧屋内配線と弱電流電線を同一の金属管に収めることに関する記述として、正しいものはどれか。
- a同一の管に収めれば混触の危険はなくなる
- b強電と弱電は電圧が異なるため、常に同一の管に収めてよい
- c弱電流電線であれば、電圧にかかわらず制限は一切ない
- d原則として同一の管・ダクトに収めてはならない
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正解:d. 原則として同一の管・ダクトに収めてはならない
低圧屋内配線と弱電流電線は、混触による障害・感電のおそれがあるため原則として同一の管やダクトに収めてはならず、収める場合は隔壁を設ける等の条件が必要となる。常に同一管でよい、制限が一切ないとする記述は基準に反するため誤り。同一管に収めることでかえって混触の危険が高まるため誤り。
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問15金属管工事で電線を管に収めるときの記述として、正しいものはどれか。
- a管内の接続点は点検できないため、はんだ付けであれば認められる
- b管内での接続は電線の太さが同じであれば自由に行える
- c管内では電線に接続点を設けず、接続はボックス内で行う
- d管内で電線を接続し、接続部をテープで巻いて収めてもよい
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正解:c. 管内では電線に接続点を設けず、接続はボックス内で行う
金属管内は点検・補修ができないため、管内では電線の接続点を設けず、接続はボックスなど点検可能な箇所で行う。テープ巻きやはんだ付けであっても管内接続は認められないため誤り。電線の太さが同じであっても管内接続は認められないため誤り。
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問16ケーブルラック配線の施工に関する記述として、適切でないものはどれか。
- aケーブルラックの金属部分には接地を施さず、絶縁状態のままとする
- bラックの支持間隔は使用条件に応じて定め、たわみが過大にならないようにする
- cケーブルは荷重が偏らないように整然と配列し、必要に応じて固定する
- d防火区画を貫通する部分には所定の耐火処理を施す
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正解:a. ケーブルラックの金属部分には接地を施さず、絶縁状態のままとする
ケーブルラックの金属部分は漏電時の感電防止のため接地を施す必要があり、絶縁状態のままとするのは適切でない。ケーブルを整然と配列して固定すること、支持間隔を適切に定めること、防火区画貫通部に耐火処理を施すことは、いずれも適切な施工である。
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問17高圧受電設備における充電部の接触防止対策として、適切でないものはどれか。
- a立入りを禁止する旨の表示を、見やすい箇所に施す
- b高圧の充電部にはさく・へい等を設け、又は絶縁性の隔壁を設ける
- cキュービクル内の充電部は容易に触れられる状態のまま、注意表示だけで済ませる
- dキュービクルの扉には施錠を行い、取扱者以外が触れられないようにする
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正解:c. キュービクル内の充電部は容易に触れられる状態のまま、注意表示だけで済ませる
高圧の充電部は感電の危険が大きく、注意表示だけで露出したままにするのは適切でない。扉の施錠、さく・へいや隔壁による防護、立入禁止表示は、いずれも高圧設備で求められる接触防止対策である。
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