問1使用電圧100V(対地電圧100V)の低圧電路に要求される絶縁抵抗値として、正しいものはどれか。
- a0.4MΩ以上
- b1.0MΩ以上
- c0.2MΩ以上
- d0.1MΩ以上
答えと解説を見る
正解:d. 0.1MΩ以上
使用電圧300V以下で対地電圧が150V以下の電路の絶縁抵抗は0.1MΩ以上と定められている。0.2MΩ以上は300V以下で対地電圧が150Vを超える場合、0.4MΩ以上は300Vを超える場合の値であるため誤り。1.0MΩ以上という基準は定められていないため誤り。
第一種電気工事士 学科試験の「自家用電気工作物の検査方法」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。資格試験ドリルの編集・運営の設備資格ドリル編集部が作成。4択の演習モードで解きたい方は第一種電気工事士(学科)のドリルへ。
問題データ最終更新 2026-08-09
正解:d. 0.1MΩ以上
使用電圧300V以下で対地電圧が150V以下の電路の絶縁抵抗は0.1MΩ以上と定められている。0.2MΩ以上は300V以下で対地電圧が150Vを超える場合、0.4MΩ以上は300Vを超える場合の値であるため誤り。1.0MΩ以上という基準は定められていないため誤り。
正解:c. 0.4MΩ以上
使用電圧が300Vを超える低圧電路の絶縁抵抗は0.4MΩ以上と定められている。0.1MΩ・0.2MΩはいずれも300V以下の電路に適用される値であるため誤り。0.05MΩという基準は存在しないため誤り。
正解:d. 漏えい電流が1mA以下であることを確認すればよい
使用中で停電が困難な場合は、漏えい電流が1mA以下であることを確認することで絶縁性能の確認に代えることができる。100mAは人体に危険な水準で基準値として誤り。外観点検のみで済ませることは認められないため誤り。代替方法が定められているため「認められていない」は誤り。
正解:a. 最大使用電圧の1.5倍の交流電圧を、連続して10分間加える
高圧電路の絶縁耐力試験は、最大使用電圧の1.5倍の交流試験電圧を連続10分間加えて絶縁に異常がないことを確認する。同じ電圧を1分間、あるいは3倍の電圧という条件はいずれも規定と異なるため誤り。直流で試験する場合は交流試験電圧の2倍とされ、1.5倍の直流という条件は誤り。
正解:a. 交流で試験する場合の試験電圧の2倍とする
ケーブルは静電容量が大きく交流試験では大きな充電電流が必要となるため直流試験が認められており、その試験電圧は交流試験電圧の2倍とされている。同じ値・1/2・3倍はいずれも規定と異なるため誤り。
正解:a. 被測定接地極と2本の補助接地極を約10m間隔で一直線に配置する
接地抵抗の測定では、被測定接地極Eと電圧補助極P・電流補助極Cをおよそ10m間隔でほぼ一直線に配置する(3電極法)。補助接地極なしでは測定できないため誤り。極間距離が近すぎると正しい値が得られないため誤り。鉄骨など既設の接地系に接続すると正確な測定ができないため誤り。
正解:a. 2本の電線を一括してクランプして測定する
漏えい電流は回路の全電線を一括してクランプし、行きと帰りの電流の差(ベクトル和)として測定する。1本だけをクランプすると負荷電流が測定されるため誤り。接地線をクランプして得られるのは漏れ電流であり負荷電流ではないため誤り。漏えい電流の測定は通電状態で行うため、遮断した状態では測定できず誤り。
正解:d. 三相回路の相順(相回転)を確認する
検相器は三相電源の相順(相回転)を確認する測定器で、電動機の回転方向を誤らないために用いる。絶縁抵抗の測定は絶縁抵抗計、接地抵抗の測定は接地抵抗計、電力量の計量は電力量計の役割であるため、いずれも誤り。
正解:d. 使用前後に動作確認し、対象電圧に適合した検電器を用いる
検電器は使用電圧に適合したものを選び、使用前後に動作確認を行い、絶縁用保護具を着用して使用する。低圧用検電器の高圧回路への使用は極めて危険であるため誤り。動作確認は使用のつど行う必要があるため誤り。停電作業では検電後に短絡接地器具を取り付けて誤送電に備える必要があるため誤り。
正解:b. 開路後に検電して無電圧を確認し、短絡接地器具を取り付けたうえで作業する
停電作業では、開路・施錠等の措置のあと検電により無電圧を確認し、残留電荷や誤送電に備えて短絡接地器具を取り付けてから作業する。検電・短絡接地を省略するのは重大な災害につながるため誤り。検電は短絡接地の前に行う必要があるため順序が逆の記述は誤り。短絡接地器具を付けたまま送電すると短絡事故になるため誤り。
正解:c. 最小動作電流試験と、動作時間(限時特性)の試験
過電流継電器の試験では、整定値どおりに動作を開始する最小動作電流と、電流に応じた動作時間(限時特性)を確認する。絶縁油の酸価度試験は変圧器の油の劣化診断、埋設深さの測定や外径測定は継電器の性能確認とは無関係であるため誤り。
正解:b. 絶縁破壊電圧試験や全酸価試験
絶縁油の劣化診断には、絶縁破壊電圧試験(耐電圧)や全酸価試験、色相・水分の確認などが用いられる。相順確認は検相器、漏れ電流測定は絶縁監視、照度測定は照明の評価であり、いずれも絶縁油の劣化診断項目ではないため誤り。
正解:b. 外観点検 → 絶縁抵抗測定 → 絶縁耐力試験 → 通電試験
竣工検査は、外観点検で施工状態を確認し、絶縁抵抗・接地抵抗の測定、絶縁耐力試験、保護装置試験を経て、最後に通電試験を行うのが一般的な順序である。通電や絶縁耐力試験を先に行うと、施工不良のまま高電圧を加えることになり危険であるため、他の順序はいずれも適切でない。
正解:c. 停電させてから、電路に適した定格測定電圧のものを用いる
絶縁抵抗測定は停電状態で行い、電子機器等は測定電圧で損傷するおそれがあるため切り離し、対象電路に適した定格測定電圧のものを使用する。通電状態での測定は危険かつ正しい値が得られないため誤り。過大な測定電圧は機器を損傷するため一律に最高電圧を選ぶのは誤り。測定後は残留電荷を放電する必要があるため誤り。
正解:c. 停電させずに行う月次点検と、停電して行う年次点検を組み合わせて実施するのが一般的である
高圧受電設備は、通電状態で外観・計器・音や臭気などを確認する月次点検と、停電して絶縁抵抗測定・継電器試験・清掃等を行う年次点検を組み合わせて実施するのが一般的である。通電のみ・停電のみとする記述はいずれも点検の目的を満たさないため誤り。自家用電気工作物の点検は保安規程に基づき計画的に実施する必要があるため「任意」は誤り。
正解:b. 電線の断線や誤結線の有無を確認するため
導通試験は回路が設計どおりつながっているかを確認する試験で、断線や誤結線を発見できる。絶縁物の劣化評価は絶縁抵抗測定、地絡電流の測定は漏れ電流測定、電力量の計量は電力量計の役割であり、いずれも導通試験の目的ではないため誤り。
正解:c. 電力計2個の指示値の代数和が三相電力となる
二電力計法では2個の電力計の指示値の代数和が三相電力となり、力率が0.5を下回ると一方の指示が負になることがある。差や積を用いる方法では三相電力は求められないため誤り。二電力計法により単相電力計でも三相電力を測定できるため「測定できない」は誤り。
広告「自家用電気工作物の検査方法」以外の分野もまとめて対策するなら第一種電気工事士の対策講座(SAT)を見る →![]()
関連サービス手元のテキストや写真からAIが4択問題を作る姉妹サービスもありますシカクモン Studio を無料で試す →
実施団体:一般財団法人 電気技術者試験センター。受験資格・試験日程・受験料など変動する情報は、必ず公式サイトでご確認ください。