強化液消火薬剤の凝固点特性

消防設備士 乙種6類消火器の構造・機能」の練習問題 問29(全40問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は消防設備士 乙種6類のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題強化液消火薬剤の凝固点に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a強化液消火薬剤は、凝固点が著しく低くなるよう調整されており、寒冷地でも凍結しにくい性質を持つ。
  2. b強化液消火薬剤の凝固点は水の凝固点である0℃と同一であり、寒冷地では使用できない。
  3. c強化液消火薬剤は凝固点が高いため、使用温度範囲の下限は他の水系消火薬剤より高く設定されている。
  4. d強化液消火薬剤の凝固点を下げるため、消火薬剤にりん酸アンモニウムを添加している。
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正解:a. 強化液消火薬剤は、凝固点が著しく低くなるよう調整されており、寒冷地でも凍結しにくい性質を持つ。

強化液消火薬剤は炭酸カリウム等を高濃度に溶解させた水溶液であり、この溶質の働きにより凝固点が著しく低下しており、寒冷地でも凍結しにくいという特長を持つため、この記述が正しい。凝固点が水と同一の0℃であるとする記述は、強化液が凝固点降下を利用した薬剤であることに反し誤りである。強化液は凝固点が低いことが特長であり、使用温度範囲の下限が他の水系薬剤より高く設定されているとする記述は事実と逆であり誤りである。りん酸アンモニウムはABC粉末消火薬剤の主成分であり、強化液消火薬剤の凝固点降下に用いられる成分ではないため誤りである。

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