二段圧縮装置における中間冷却器の役割

第三種冷凍機械責任者冷凍機器」の練習問題 問25(全30問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題二段圧縮冷凍装置における中間冷却器の役割として、正しいものはどれか。

  1. a低段圧縮機の吐出ガスを冷却して高段圧縮機の吸込ガス温度を下げ、高段吐出ガス温度の過度な上昇を抑える
  2. b高段圧縮機の吐出ガスを再加熱して凝縮器へ送る前に温度を上げる装置である
  3. c蒸発器出口の冷媒液を過冷却するためだけに用いられ、圧縮機とは無関係の装置である
  4. d低段・高段の両圧縮機を一体化し、単段圧縮と同じ圧縮比で運転させるための装置である
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正解:a. 低段圧縮機の吐出ガスを冷却して高段圧縮機の吸込ガス温度を下げ、高段吐出ガス温度の過度な上昇を抑える

正解は選択肢1。二段圧縮では低段圧縮機の吐出ガスをそのまま高段圧縮機に吸い込ませると吐出ガス温度が過度に上昇するため、中間冷却器で低段吐出ガスの過熱を除去してから高段圧縮機へ吸い込ませ、高段吐出ガス温度の異常な上昇や潤滑油の劣化を防ぐ。なお中間冷却器には、凝縮器出口の冷媒液を過冷却して冷凍能力を増す働きもある。選択肢2は再加熱するという逆の説明で誤り。選択肢3は圧縮機と無関係とする点が誤りで、中間冷却器の主目的は低段吐出ガスの冷却である。選択肢4も誤りで、二段圧縮はそもそも全体の圧縮比を低段・高段で分担させ、一段あたりの圧縮比を小さくする方式であり、単段と同じ圧縮比で運転させる装置ではない。

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