問題二段圧縮冷凍装置における中間冷却器の役割として、正しいものはどれか。
- a低段・高段の両圧縮機を一体化し、単段圧縮と同じ圧縮比で運転させるための装置である
- b低段圧縮機の吐出ガスを冷却して高段圧縮機の吸込ガス温度を下げ、高段吐出ガス温度の過度な上昇を抑える
- c蒸発器出口の冷媒液を過冷却するためだけに用いられ、圧縮機とは無関係の装置である
- d高段圧縮機の吐出ガスを再加熱して凝縮器へ送る前に温度を上げる装置である
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正解:b. 低段圧縮機の吐出ガスを冷却して高段圧縮機の吸込ガス温度を下げ、高段吐出ガス温度の過度な上昇を抑える
正しいのは、低段圧縮機の吐出ガスを冷却して高段圧縮機の吸込ガス温度を下げ、高段吐出ガス温度の過度な上昇を抑えるとする記述。二段圧縮では低段圧縮機の吐出ガスをそのまま高段圧縮機に吸い込ませると吐出ガス温度が過度に上昇するため、中間冷却器で低段吐出ガスの過熱を除去してから高段圧縮機へ吸い込ませ、高段吐出ガス温度の異常な上昇や潤滑油の劣化を防ぐ。なお中間冷却器には、凝縮器出口の冷媒液を過冷却して冷凍能力を増す働きもある。高段圧縮機の吐出ガスを再加熱して凝縮器へ送る前に温度を上げる装置とする記述は、冷却とは逆の説明で誤り。蒸発器出口の冷媒液を過冷却するためだけに用いられ圧縮機とは無関係とする記述は、圧縮機と無関係とする点が誤りで、中間冷却器の主目的は低段吐出ガスの冷却である。両圧縮機を一体化して単段圧縮と同じ圧縮比で運転させるための装置とする記述も誤りで、二段圧縮はそもそも全体の圧縮比を低段・高段で分担させ、各段の圧縮比を小さくする方式であり、単段と同じ圧縮比で運転させる装置ではない。
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