問題温度自動膨張弁の内部均圧形と外部均圧形の使い分けについて、正しいものはどれか。
- a外部均圧形は蒸発器出口付近の圧力を均圧管でパワーエレメントのダイアフラム下面に導くため、蒸発器内の圧力降下が大きい場合でも過熱度制御の精度が保たれる
- b内部均圧形は蒸発器出口の圧力を専用の均圧管で弁本体まで導く構造で、圧力降下の大きい蒸発器に適する
- c外部均圧形は感温筒を持たず、弁入口の圧力のみで開度を決定する方式である
- d内部均圧形と外部均圧形は均圧の方式が異なるだけで、どちらも蒸発器の圧力降下の大小によらず制御精度は同一である
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正解:a. 外部均圧形は蒸発器出口付近の圧力を均圧管でパワーエレメントのダイアフラム下面に導くため、蒸発器内の圧力降下が大きい場合でも過熱度制御の精度が保たれる
正解は選択肢1。外部均圧形は均圧管で蒸発器出口付近(感温筒取付位置付近)の圧力をパワーエレメントのダイアフラム下面に導くため、蒸発器内での圧力降下(圧損)が大きい場合でもその影響を補正でき、過熱度制御の精度を保てる。一方、内部均圧形は弁出口(蒸発器入口)の圧力を弁内部の通路でダイアフラム下面に導く構造のため、蒸発器の圧力降下が大きいと過熱度を実際より小さく見積もる誤差が生じ、不向きである。選択肢2は内部均圧形と外部均圧形の説明が逆で誤り。選択肢3は誤りで、外部均圧形も内部均圧形と同様に感温筒で蒸発器出口の冷媒温度を検知して過熱度を制御する。選択肢4は誤りで、蒸発器の圧力降下が大きい場合には内部均圧形の制御精度が低下するため、両者の制御精度が常に同一とはいえない。