問題電子膨張弁に関する記述として、正しいものはどれか。
- a細管の流動抵抗だけで冷媒を絞る固定絞りであり、負荷変動に応じた開度調節はできない
- b圧縮機吐出側に設置し、吐出ガスの圧力を一定に保つことを目的とした弁である
- c電気信号によりモータ等で弁開度を制御し、感温筒に代えて温度センサの信号で開度を調節する
- d感温筒とパワーエレメントの内部圧力のみで開度が決まり、電気配線を一切必要としない機械式の弁である
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正解:c. 電気信号によりモータ等で弁開度を制御し、感温筒に代えて温度センサの信号で開度を調節する
正しいのは、電気信号によりモータ等で弁開度を制御し、感温筒による機械的な過熱度検知に代えて温度センサ等の電気信号で開度を調節できる、と述べる記述。電子膨張弁はステッピングモータなどのアクチュエータで弁体を駆動し、蒸発器出口などに取り付けた温度センサ・圧力センサの電気信号に基づいて制御装置が開度を調節する方式で、温度自動膨張弁の感温筒・パワーエレメントによる機械的な検知に代わる電気的な制御を行う。感温筒とパワーエレメントの内部圧力のみで開度が決まり電気配線を一切必要としない機械式の弁とする記述は、感温筒・パワーエレメントのみで作動する温度自動膨張弁の説明であり、電気信号を用いる電子膨張弁とは異なるため誤り。細管の流動抵抗だけで冷媒を絞る固定絞りで負荷変動に応じた開度調節ができないとする記述はキャピラリチューブの説明であり、電子膨張弁は負荷変動に応じて開度を能動的に変えられるため誤り。圧縮機吐出側に設置し吐出ガスの圧力を一定に保つ弁とする記述は膨張弁一般の設置位置・目的として誤りで、膨張弁は高圧液配管から蒸発器入口にかけて設け冷媒を減圧するものであり、圧縮機吐出側の圧力保持を目的とはしない。
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