直列・並列接続時の消費電力比較

第二種電気工事士(筆記)電気に関する基礎理論」の練習問題 問24(全39問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第二種電気工事士(筆記)のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題抵抗値の等しい電熱器2台を、同一の電源に「直列に接続した場合」と「並列に接続した場合」とで消費電力を比べたとき、正しいものはどれか。

  1. a並列接続の方が消費電力は大きく、その比(並列/直列)は4倍である
  2. b直列接続の方が消費電力は大きく、その比(直列/並列)は4倍である
  3. c直列でも並列でも、回路全体の消費電力は変わらない
  4. d並列接続の方が消費電力は大きいが、その比(並列/直列)は2倍である
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正解:a. 並列接続の方が消費電力は大きく、その比(並列/直列)は4倍である

電源電圧をV、各電熱器の抵抗をRとすると、消費電力はP=V²/(合成抵抗)で決まる。直列では合成抵抗2R、P直列=V²/2R。並列では合成抵抗R/2、P並列=V²/(R/2)=2V²/R。比をとるとP並列/P直列=(2V²/R)÷(V²/2R)=4となり、並列の方が4倍大きい。よって「並列接続の方が消費電力は大きく、その比は4倍」とする記述が正しい。直列の方が大きく4倍とする記述は大小関係が逆。直列でも並列でも消費電力は変わらないとする記述は誤り——接続法で合成抵抗が変わるため全体の消費電力は変化する。並列の方が大きいが比は2倍とする記述は倍率を誤り(正しくは4倍)。

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