三相交流回路の電力に関する次の記述のうち、誤っているものは…

電験三種理論:交流回路」の練習問題 問27(全48問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題三相交流回路の電力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、線間電圧をV[V]、線電流をI[A]、負荷の力率をcosθとする。

  1. a平衡三相負荷の有効電力は、一相分の電力を求めてそれを√3倍したものに等しい。
  2. b平衡三相負荷の皮相電力は、S=√3VIで表される。
  3. c平衡三相負荷の有効電力は、結線がYでもΔでもP=√3VIcosθで表される。
  4. d平衡三相負荷の無効電力は、Q=√3VIsinθで表される。
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正解:a. 平衡三相負荷の有効電力は、一相分の電力を求めてそれを√3倍したものに等しい。

一相分の電力を√3倍するという記述は誤りで、三相の総電力は一相分の電力を3倍したものである。P=3×(相電圧)×(相電流)×cosθを線間電圧・線電流で書き直すと√3VIcosθになるのであり、√3は相量から線量への換算で現れる係数にすぎない。結線によらずP=√3VIcosθで表せること、無効電力が√3VIsinθ、皮相電力が√3VIであることはいずれも正しい記述である。

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