蒸気タービンに関する記述として

電験三種電力:発電」の練習問題 問43(全71問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題蒸気タービンに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. a反動タービンは静翼(ノズル)内だけで蒸気が膨張し、動翼内では膨張が生じないため、動翼の前後に圧力差は生じない
  2. b衝動タービンは主にノズル(静翼)内で蒸気を膨張させて高速の噴流をつくり、その運動量の変化により動翼に力を与える
  3. c復水タービンは、タービンの排気をそのまま大気中へ放出する方式であり、排気圧力が大気圧となるため熱落差を大きくとれる
  4. d背圧タービンは、タービンの排気を復水器で凝縮させて真空に保つ方式であり、排気をプロセス用蒸気として利用できない
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正解:b. 衝動タービンは主にノズル(静翼)内で蒸気を膨張させて高速の噴流をつくり、その運動量の変化により動翼に力を与える

衝動タービンはノズルで蒸気を膨張させて高速の噴流とし、その噴流が動翼に衝突して向きを変える際の運動量変化で仕事を得る。反動タービンは静翼だけでなく動翼内でも膨張が生じ、その反動力も利用するので、動翼で膨張しないとする記述は誤り。復水タービンは排気を復水器で凝縮させて真空にする方式であり、背圧タービンは排気を大気圧以上の圧力で取り出して工場用蒸気などに利用する方式なので、両者を入れ替えた記述も誤りである。

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