制動巻線を用いて同期電動機を自己始動させる際、界磁巻線を開…

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問38(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題制動巻線を用いて同期電動機を自己始動させる際、界磁巻線を開放せずに適当な抵抗を通して短絡しておく。その主な理由として正しいものはどれか。

  1. a始動中に界磁巻線に高電圧が誘起され、絶縁が破壊されるのを防ぐため
  2. b界磁巻線に直流電流を流し、始動トルクを増大させるため
  3. c同期速度に達したあとの引入れトルクを発生させないようにするため
  4. d界磁巻線の銅損を増やして温度上昇を促し、抵抗値を安定させるため
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正解:a. 始動中に界磁巻線に高電圧が誘起され、絶縁が破壊されるのを防ぐため

始動時は回転磁界と回転子の間に大きな相対速度があり、多数の巻数をもつ界磁巻線を開放したままにすると非常に高い電圧が誘起されて絶縁破壊を招くおそれがある。これを防ぐため適当な抵抗を通して短絡しておく。界磁巻線を短絡しても直流電流は流れず、始動トルクは制動巻線が受け持つので直流を流して始動トルクを増すという説明は誤りである。銅損を増やして温度を上げることを目的とするものではなく、また同期引入れは界磁を励磁して行うものであり、引入れトルクをなくすためという説明も誤りである。

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