同期機の制動巻線に関する記述として

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問36(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題同期機の制動巻線に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a定常的な同期運転中も常に大きな電流が流れ続け、機械の出力を増加させる
  2. b乱調が生じたときに制動トルクを発生し、振動を抑制する
  3. c不平衡負荷時に生じる逆相磁界による悪影響を軽減し、電圧波形のひずみを抑える効果がある
  4. d突極形同期電動機では、かご形誘導電動機と同様の始動トルクを発生させることができる
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正解:a. 定常的な同期運転中も常に大きな電流が流れ続け、機械の出力を増加させる

制動巻線は回転子が同期速度で回っている定常状態では回転磁界との相対速度がゼロとなり起電力が誘導されないため、電流はほとんど流れず出力の増加にも寄与しない。したがって常に大きな電流が流れて出力を増すという記述は誤りである。乱調時に制動トルクを生じて振動を抑えること、自己始動法において誘導電動機のかご形巻線と同様に始動トルクを発生させること、不平衡負荷時の逆相磁界の影響や波形ひずみを軽減することは、いずれも制動巻線の正しい役割である。

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