並行運転中の2台の同期発電機の起電力に位相差が生じた場合に…

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問31(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題並行運転中の2台の同期発電機の起電力に位相差が生じた場合に起こる現象として、正しいものはどれか。

  1. a位相の進んだ発電機がさらに加速するため、両機の位相差は時間とともに拡大していく
  2. b起電力の大きさが等しければ両機の間に横流は流れず、位相差を保ったまま独立に運転を続ける
  3. c電機子巻線に無効横流だけが流れ、有効電力の分担は変わらず無効電力の分担のみが変化する
  4. d同期化電流が流れ、位相の進んだ機は負荷が増して減速し、遅れた機は負荷が減って加速する
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正解:d. 同期化電流が流れ、位相の進んだ機は負荷が増して減速し、遅れた機は負荷が減って加速する

起電力に位相差が生じると、両機の間に起電力とほぼ同相の同期化電流(有効横流)が流れる。位相の進んだ機からは電力が送り出されて負荷が増えるため減速し、位相の遅れた機は電力を受け取って負荷が軽くなり加速するので、位相差を打ち消す方向に働いて同期が保たれる。無効横流は起電力の大きさの差によって生じるものであり位相差の場合の主現象ではない。また位相差が自然に拡大するという記述や横流が流れないという記述は、同期化力の働きを無視しており誤りである。

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