並行運転している2台の同期発電機のうち、一方の界磁電流だけ…

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問30(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題並行運転している2台の同期発電機のうち、一方の界磁電流だけを増加させたときに生じる現象として、正しいものはどれか。

  1. a両機の間に有効横流が流れ、界磁電流を増した機の位相が遅れ側に引き戻される
  2. b界磁電流を増した機の回転速度が上昇し、系統周波数が上昇する
  3. c両機の間に無効横流が流れ、界磁電流を増した機の遅れ無効電力の分担が増加する
  4. d界磁電流を増した機の有効電力分担が増加し、他方の有効電力分担が減少する
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正解:c. 両機の間に無効横流が流れ、界磁電流を増した機の遅れ無効電力の分担が増加する

界磁電流を増すとその機の誘導起電力が大きくなり、両機の起電力の大きさに差が生じて、起電力の高い機から低い機へ90°遅れの無効横流(無効循環電流)が流れる。その結果、界磁電流を増した機の遅れ無効電力の分担が増える。有効電力の分担は原動機の入力で決まるため界磁電流では変化せず、回転速度と周波数も系統に拘束されて一定に保たれるので変化しない。位相差によって生じる有効横流(同期化電流)は起電力の位相がずれたときの現象であり、界磁電流の変化によるものではない。

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