問題変圧器の励磁電流に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a鉄損電流は印加電圧とほぼ同相の成分である。
- b励磁電流は鉄損電流と磁化電流とのベクトル和で表される。
- c励磁電流は正弦波であり、高調波成分をほとんど含まない。
- d磁化電流は主磁束をつくる成分で、印加電圧より約90°遅れる。
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正解:c. 励磁電流は正弦波であり、高調波成分をほとんど含まない。
励磁電流は鉄心の磁気飽和とヒステリシス特性のために大きくひずみ、特に第3調波を多く含むひずみ波となる。したがって正弦波で高調波をほとんど含まないとする記述は誤りである。励磁電流が鉄損電流と磁化電流のベクトル和であること、磁化電流が主磁束をつくり印加電圧より約90°遅れること、鉄損電流が印加電圧とほぼ同相であることはいずれも正しく、等価回路では励磁コンダクタンスとサセプタンスの並列回路で表される。
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