直流分巻電動機の特性に関する記述として

電験三種機械:直流機・変圧器」の練習問題 問23(全43問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題直流分巻電動機の特性に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a運転中に界磁回路が断線すると磁束が急激に減少し、回転速度が異常に上昇するおそれがある。
  2. b磁束が一定であれば、発生トルクは電機子電流に比例する。
  3. c分巻電動機は負荷の変化に対する速度変動率が大きく、可変速度電動機に分類される。
  4. d端子電圧と界磁電流が一定のもとで負荷が増すと、電機子抵抗降下が増えるため回転速度はわずかに低下する。
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正解:c. 分巻電動機は負荷の変化に対する速度変動率が大きく、可変速度電動機に分類される。

分巻電動機は界磁が電源電圧で励磁されるため磁束がほぼ一定で、負荷が変わっても速度の変化は電機子抵抗降下による数 % 程度にとどまる。したがって速度変動率が大きい可変速度電動機とする記述は誤りで、実際には定速度電動機に分類される。負荷増加時に逆起電力が下がってわずかに減速すること、T = KΦIa より磁束一定なら電機子電流に比例したトルクを発生すること、界磁回路が断線すると磁束がほぼ残留磁気だけとなり N ∝ 1/Φ から速度が異常上昇して危険であることは、いずれも正しい記述である。

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