問題直流機の電機子反作用による影響に関する記述として、正しいものはどれか。
- a交差磁化作用は磁極片の片側で磁束を増し反対側で減らすが、磁気飽和があると 1 極当たりの全磁束は増加する。
- bブラシを移動後の電気的中性軸の位置に合わせると、電機子起磁力の一部が主磁束を弱める減磁作用として働く。
- c電機子反作用が生じても、電機子表面における磁束密度の分布は一様なまま変化しない。
- d電機子反作用によって中性軸が移動しても、ブラシ位置をそのままにしておけば火花の原因にはならない。
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正解:b. ブラシを移動後の電気的中性軸の位置に合わせると、電機子起磁力の一部が主磁束を弱める減磁作用として働く。
ブラシを移動後の電気的中性軸に合わせると、電機子起磁力は主磁束と直交する成分のほかに主磁極軸方向の成分をもち、この成分が主磁束を弱める減磁作用として働く。よってこの記述が正しい。交差磁化作用では磁束が増える側が磁気飽和のため増加分を伸ばせず、減る側の減少が上回るので全磁束は減少する傾向にあり、増加するという記述は誤り。電機子反作用の本質は磁束分布の偏りなので、分布が一様なまま変わらないという記述も誤り。中性軸がずれたままブラシを動かさなければ短絡コイルに起電力が誘起されて火花の原因となるので、その記述も誤りである。
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