問題低圧屋内電路の引込口における開閉器の施設に関する記述として、正しいものはどれか。
- a引込口からの電路の長さが30 m以内であれば、使用電圧や接続される過電流遮断器の定格電流にかかわらず開閉器を省略することができ、この場合は各分岐回路に施設した配線用遮断器が引込口開閉器を兼ねるものとして扱われるので、引込口に近い箇所に別に開閉器を施設する必要はない。なお、この取扱いは需要場所が二以上ある場合も同様である。
- b引込口に近い箇所であって、容易に開閉することができる箇所に開閉器を施設しなければならない。ただし、使用電圧300 V以下であって他の屋内電路(定格電流15 A以下の過電流遮断器又は定格電流20 A以下の配線用遮断器で保護されているものに限る。)に接続する長さ15 m以下の電路から電気の供給を受ける場合は省略することができる。
- c引込口の開閉器は、屋内電路の保安上必ず必要とされるものであるから、使用電圧の大小、電路のこう長、過電流遮断器の定格電流のいずれにもかかわらず省略することは認められておらず、他の屋内電路から短い電路で電気の供給を受ける場合であっても、引込口に近く容易に開閉できる箇所に必ず専用の開閉器を施設しなければならない。
- d引込口に開閉器を設けると充電部が露出して感電の危険が増すことから、引込口には開閉器を施設してはならないとされており、電路の開閉は屋内の分電盤に設けた配線用遮断器のみで行い、引込口には過電流遮断器だけを施設して、その開閉操作は電気事業者の責任において行うものとされている。なお、この扱いは使用電圧300 V以下の電路に共通である。
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正解:b. 引込口に近い箇所であって、容易に開閉することができる箇所に開閉器を施設しなければならない。ただし、使用電圧300 V以下であって他の屋内電路(定格電流15 A以下の過電流遮断器又は定格電流20 A以下の配線用遮断器で保護されているものに限る。)に接続する長さ15 m以下の電路から電気の供給を受ける場合は省略することができる。
低圧屋内電路には、引込口に近い箇所であって容易に開閉できる箇所に開閉器を施設するのが原則で、使用電圧300 V以下であって定格電流15 A以下の過電流遮断器又は20 A以下の配線用遮断器で保護された他の屋内電路から長さ15 m以下の電路で供給を受ける場合に限り省略できる。開閉器の施設を禁止する規定はなく、30 m以内なら省略できるという規定も存在しない。一定の条件下で省略が認められているため、一切省略できないとする記述も誤りである。
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