問題建築物の免震構造および制震(制振)構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- a免震構造では、積層ゴムなどの免震装置を用いて建物の固有周期を長くし、建物に作用する地震力を低減する。
- b制震構造では、建物内に組み込んだダンパー等の制振装置により、地震や風による揺れのエネルギーを吸収する。
- c免震構造では、地震時に建物と地盤(基礎)との相対変位が大きくなるため、周囲に可動範囲(クリアランス)を確保する必要がある。
- d免震構造は、建物の固有周期を短くすることで地震力を低減する点に特徴がある。
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正解:d. 免震構造は、建物の固有周期を短くすることで地震力を低減する点に特徴がある。
正解(最も不適当)は「固有周期を短くする」とする記述。免震構造は積層ゴム等の免震装置により建物の固有周期を長く(長周期化)し、地盤の卓越周期との共振を避けて建物へ伝わる地震力を低減するものであり、「短くする」は誤り。免震装置で固有周期を長くすると述べる記述、制震はダンパー等で揺れのエネルギーを吸収すると述べる記述、免震層で相対変位が大きくなるためクリアランスが必要と述べる記述は、いずれも正しい。
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