免震構造の固有周期延長

ビル管理士建築物の構造概論」の練習問題 問15(全36問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題建築物の免震構造および制震(制振)構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. a免震構造では、積層ゴムなどの免震装置を用いて建物の固有周期を長くし、建物に作用する地震力を低減する。
  2. b制震構造では、建物内に組み込んだダンパー等の制振装置により、地震や風による揺れのエネルギーを吸収する。
  3. c免震構造では、地震時に建物と地盤(基礎)との相対変位が大きくなるため、周囲に可動範囲(クリアランス)を確保する必要がある。
  4. d免震構造は、建物の固有周期を短くすることで地震力を低減する点に特徴がある。
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正解:d. 免震構造は、建物の固有周期を短くすることで地震力を低減する点に特徴がある。

正解(最も不適当)は「固有周期を短くする」。免震構造は積層ゴム等の免震装置により建物の固有周期を長く(長周期化)し、地盤の卓越周期との共振を避けて建物へ伝わる地震力を低減するものであり、「短くする」は誤り。1番目(免震装置で固有周期を長くする)、2番目(制震はダンパー等でエネルギー吸収)、3番目(免震層で相対変位が大きくなるためクリアランスが必要)はいずれも正しい。

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