問題建築計画における日照・採光に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- a北向きの窓は、一年を通じて直射日光が多く入るため、安定した明るさが得にくい。
- b天空光の照度は、一般に直射日光による照度よりも高い。
- c昼光率は天候や時刻により時々刻々と大きく変化するため、採光の設計指標には用いない。
- d昼光率は、直射日光を除いた全天空照度に対する室内のある点の水平面照度の割合。
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正解:d. 昼光率は、直射日光を除いた全天空照度に対する室内のある点の水平面照度の割合。
正しいのは、昼光率を直射日光を除いた全天空照度に対する室内のある点の水平面照度の割合とする記述。昼光率=(室内のある点の水平面照度/直射日光を除く全天空照度)×100%と定義される。北向きの窓は直射日光が多く入るため安定した明るさが得にくいとする記述は誤り——北窓は直射日光がほとんど入らず、逆に安定した拡散光が得られるため美術館・製図室等に好まれる。天空光の照度が直射日光による照度より高いとする記述も誤り——天空光(拡散光)より直射日光の照度の方がはるかに高い。昼光率は変動が大きく採光の設計指標に用いないとする記述も誤り——昼光率は室内照度と全天空照度の比なので、天空照度が変動しても比はほぼ一定に保たれ、これが設計指標として有用な理由である。
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