構造種別と材料の耐火性

ビル管理士建築物の構造概論」の練習問題 問7(全36問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題建築物の構造種別と材料の耐火性に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a鉄骨造は主要な構造材が不燃材料であるため、耐火被覆を施さなくても常に耐火建築物となる。
  2. b鉄筋コンクリート構造は、圧縮に強いコンクリートと引張りに強い鉄筋を組み合わせた構造である。
  3. c鉄骨鉄筋コンクリート構造は、鉄筋コンクリート構造に比べて靭性に富み、高層建築に適する。
  4. d鋼材は温度上昇に伴い強度が低下し、500℃程度で常温時の約2分の1になる。
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正解:a. 鉄骨造は主要な構造材が不燃材料であるため、耐火被覆を施さなくても常に耐火建築物となる。

誤りは、鉄骨造は主要な構造材が不燃材料だから耐火被覆を施さなくても常に耐火建築物となるとする記述。鋼材は不燃材料だが高温で急激に耐力が低下する(500℃で約2分の1、600℃で約3分の1)ため、鉄骨造を耐火建築物とするには吹付けロックウール等の耐火被覆が不可欠で、被覆なしでは耐火建築物にならない。圧縮に強いコンクリートと引張りに強い鉄筋を組み合わせた構造とする記述は、鉄筋コンクリート造の基本原理で正しい。鉄骨鉄筋コンクリート構造が鉄筋コンクリート構造より靭性に富み高層建築に適するとする記述も、鉄骨を内蔵するため靭性・耐震性に優れることから正しい。鋼材が500℃程度で常温時の約2分の強度になるとする記述も、高温時の強度低下として正しい。

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