給水給湯設備の衛生管理

ビル管理士建築物の環境衛生」の練習問題 問11(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題建築物の給水・給湯設備の衛生管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a給水栓における遊離残留塩素は、平常時に0.1mg/L以上を保持しなければならない。
  2. b残留塩素を結合残留塩素で保持する場合は、0.4mg/L以上とする。
  3. cレジオネラ属菌は概ね20〜50℃で繁殖しやすく、消毒不十分な冷却塔水・循環式浴槽水・給湯水で問題となる。
  4. dレジオネラ症対策として、給湯は貯湯槽内で40℃程度に維持することが望ましい。
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正解:d. レジオネラ症対策として、給湯は貯湯槽内で40℃程度に維持することが望ましい。

誤っているのは、レジオネラ症対策として給湯を貯湯槽内で40℃程度に維持することが望ましいとする記述。40℃前後はレジオネラ属菌の増殖至適域に近く、むしろ危険である。対策として貯湯槽内は60℃以上、末端の給湯栓でも55℃以上を保つのが原則で、逆効果の温度設定であり誤り。給水栓における遊離残留塩素を平常時0.1mg/L以上とする記述、および結合残留塩素で保持する場合を0.4mg/L以上とする記述はいずれも正しい。レジオネラ属菌が概ね20〜50℃で繁殖しやすいとする記述も正しく、至適約36℃で増殖し、エアロゾルを生じる冷却塔・浴槽・給湯系で問題となる。

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