問題建築物の給水・給湯設備の衛生管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- a給水栓における遊離残留塩素は、平常時に0.1mg/L以上を保持しなければならない。
- b残留塩素を結合残留塩素で保持する場合は、0.4mg/L以上とする。
- cレジオネラ属菌は概ね20〜50℃で繁殖しやすく、消毒不十分な冷却塔水・循環式浴槽水・給湯水で問題となる。
- dレジオネラ症対策として、給湯は貯湯槽内で40℃程度に維持することが望ましい。
答えと解説を見る
正解:d. レジオネラ症対策として、給湯は貯湯槽内で40℃程度に維持することが望ましい。
正解(誤り)は選択肢4。40℃前後はレジオネラ属菌の増殖至適域に近く、むしろ危険。対策として貯湯槽内は60℃以上、末端の給湯栓でも55℃以上を保つのが原則で、記述は逆効果の温度設定であり誤り。選択肢1・2は正しく、給水栓での遊離残留塩素は0.1mg/L以上(結合残留塩素なら0.4mg/L以上)を保持する。選択肢3も正しく、レジオネラは概ね20〜50℃(至適約36℃)で増殖し、エアロゾルを生じる冷却塔・浴槽・給湯系で問題となる。