体温調節と熱放散の仕組み

ビル管理士建築物の環境衛生」の練習問題 問9(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題ヒトの体温調節と熱放散に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a人体からの熱放散には、放射(輻射)、対流、伝導、蒸発の4つの経路がある。
  2. b気温が皮膚温を上回る高温環境では、放射・対流・伝導による熱放散は期待できず、主に発汗による蒸発で放熱する。
  3. c核心温度(身体深部温度)は、環境温度の変化に対して外殻温度(皮膚温)よりも変動しやすい。
  4. d発汗には温熱性発汗と精神性発汗があり、体温調節に主に関与するのは温熱性発汗である。
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正解:c. 核心温度(身体深部温度)は、環境温度の変化に対して外殻温度(皮膚温)よりも変動しやすい。

正解(誤り)は選択肢3。恒常性(ホメオスタシス)により核心温度は約37℃前後に安定して保たれ、環境温に応じて変動しやすいのは外殻温度(皮膚温・四肢末梢)である。記述は核心と外殻の関係が逆で誤り。選択肢1は正しく、熱放散は放射・対流・伝導・蒸発の4経路。選択肢2は正しく、皮膚温以上の高温下では乾性放熱(放射・対流・伝導)が働かず、発汗の蒸発潜熱が主放熱手段となる。選択肢4も正しく、体温調節に関与するのは全身性の温熱性発汗で、精神性発汗は緊張時に手掌・足底等に生じる。

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