問題ヒトに寄生するシラミ類に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- aアタマジラミは発疹チフスを媒介するため、発見時には抗生物質の内服による治療が必要である。
- bコロモジラミは衣類の縫い目などにひそみ、発疹チフスなどのリケッチア感染症を媒介する。
- cヒトに寄生するシラミはイヌやネコにも同じ種が寄生し、ペットを介して人にうつる。
- dシラミは完全変態の昆虫で、幼虫は宿主を離れて土中で発育する。
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正解:b. コロモジラミは衣類の縫い目などにひそみ、発疹チフスなどのリケッチア感染症を媒介する。
正しいのは、コロモジラミが衣類の縫い目などにひそみ発疹チフスなどのリケッチア感染症を媒介するとする記述。ヒトに寄生するシラミにはアタマジラミ・コロモジラミ・ケジラミがあり、このうちコロモジラミは衣類の縫い目などに潜んで発疹チフス・回帰熱・塹壕熱などのリケッチア/細菌感染症を媒介する。アタマジラミが発疹チフスを媒介し抗生物質の内服治療が必要とする記述は誤り——アタマジラミは感染症を媒介せず、対策は駆除(専用のくしや駆除剤)であって抗生物質の内服治療ではない。ヒトのシラミがイヌやネコにも寄生しペットを介して人にうつるとする記述は誤り——シラミは宿主特異性が高く、ヒトのシラミはイヌやネコには寄生せず、ペットから人へうつることはない。シラミを完全変態とし幼虫が土中で発育するとする記述は誤り——シラミは蛹の時期をもたない不完全変態で、幼虫・成虫とも宿主上で吸血して生活し、土中では育たない。
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