問題蚊(幼虫・成虫)の防除に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- a空き缶・古タイヤ・雨水ますなどの小さなたまり水は、水量が少ないため蚊の発生源にはならない。
- b蚊の防除は成虫の空間散布だけで十分で、幼虫(ボウフラ)の発生源対策は不要である。
- cチカイエカは屋外の広い水田で発生するため、ビル内は防除対象にならない。
- dボウフラ対策として水面に石油乳剤などで油膜を張る方法があり、幼虫や蛹の呼吸(気門・呼吸管)をふさいで窒息させる。
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正解:d. ボウフラ対策として水面に石油乳剤などで油膜を張る方法があり、幼虫や蛹の呼吸(気門・呼吸管)をふさいで窒息させる。
正しいのは選択肢4。ボウフラ(幼虫)や蛹は呼吸管・気門を水面に出して大気呼吸をするため、水面に石油乳剤などで油膜を張ると呼吸が妨げられて窒息死する(古典的な発生源対策の一つ)。選択肢1は誤り——空き缶・古タイヤ・雨水ます・墓地の花立てなどの小さなたまり水はヒトスジシマカ等の主要な発生源であり、除去が重要である。選択肢2は誤り——蚊の防除は水域における幼虫の発生源対策が基本で、成虫の空間散布だけでは不十分である。選択肢3は誤り——チカイエカはビルの地下汚水槽・湧水槽など建物内の滞留水で周年発生するため、まさにビル内が防除対象となる。