問題ネズミの生息を示す痕跡(ラットサイン)に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- aかじり跡は柱や配線・食品包装などにみられるが、ハツカネズミだけに特有でクマネズミには生じない。
- bラブサイン(こすり跡)は、ネズミが体をこすりつけて通る壁や配管などにみられる黒ずんだ汚れである。
- c糞は種によらず形や大きさが同一であり、糞から種を推定することはできない。
- d新しい足跡や糞はラットサインとは呼ばず、生息調査の指標にはならない。
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正解:b. ラブサイン(こすり跡)は、ネズミが体をこすりつけて通る壁や配管などにみられる黒ずんだ汚れである。
正しいのは選択肢2。ラブサイン(ラブマーク/こすり跡)は、ネズミが決まった通り道で体をこすりつけることにより、体表の脂と汚れが壁・配管・すき間などに黒ずんだ汚れとして残ったもので、常用経路の判定に役立つ。選択肢1は誤り——かじり跡はドブネズミ・クマネズミを含む各種のネズミがつくり、ハツカネズミだけに特有ではない。選択肢3は誤り——糞は種によって大きさや形が異なり(ドブネズミは太い紡錘形、クマネズミは細長い、ハツカネズミは小さい)、糞から種の推定が可能である。選択肢4は誤り——新しい足跡・糞・かじり跡などはいずれもラットサインであり、生息の有無や活動場所を知る重要な指標となる。