問題殺虫剤の剤型と使用法に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- aULV処理(高濃度少量散布)は、原液または高濃度の薬剤を水でほとんど希釈せず、微小な粒子として少量を空間散布する方法である。
- b粉剤(ダスト剤)は、あらかじめ水で所定の倍率に希釈したうえで噴霧器を用いて散布する製剤であり、そのまま撒くことはできない。
- c水和剤は、水ではなく灯油等の油に溶かして用いる油溶性の液剤で、ガラス面など平滑面への残留噴霧に適する製剤である。
- d加熱煙霧法は、薬剤を空間に浮遊させる方法ではなく、有効成分を粉末のまま加熱して床面に撒いて処理する方法である。
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正解:a. ULV処理(高濃度少量散布)は、原液または高濃度の薬剤を水でほとんど希釈せず、微小な粒子として少量を空間散布する方法である。
正しいのは、ULV処理を高濃度の薬剤をほとんど希釈せず微小な粒子として少量を空間散布する方法とする記述。ULV(超微量/高濃度少量)処理は、高濃度の薬剤を水や溶剤でほとんど希釈せず、微小な霧状粒子にしてごく少量を空間散布する方法である。粉剤(ダスト剤)を水で希釈して噴霧器で散布する製剤とする記述は誤り——粉剤は希釈せずそのまま、ネズミの通り道や隙間などに散布する。水和剤を油に溶かして用いる油溶性の液剤とする記述は誤り——水和剤は有効成分を固体担体とともに微粉末化し、水に懸濁させて用いる製剤で、ざらつき面・多孔質面への残留噴霧に適し、油溶性の液剤ではない。加熱煙霧法を粉末のまま床面に撒く方法とする記述は誤り——加熱煙霧法は有効成分を熱で微粒子化し煙状にして空間へ拡散させる方法で、粉末を撒くものではない。
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