問題殺虫剤の毒性や効力を表す指標に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- aLD50(半数致死量)は、値が大きいほど毒性が強いことを示す。
- bKT50(半数ノックダウン時間)は、値が小さいほど速効性が高いことを示す。
- c共力剤(ピペロニルブトキシド等)は、それ自体に強い殺虫作用をもつ主剤である。
- dIGR(昆虫成長制御剤)は、ヒトなどの哺乳類にも昆虫と同程度の強い急性毒性を示す。
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正解:b. KT50(半数ノックダウン時間)は、値が小さいほど速効性が高いことを示す。
正しいのは選択肢2。KT50は供試虫の半数がノックダウン(仰転)するまでの時間で、値が小さいほど効きが速い=速効性が高いことを示す。選択肢1は誤り——LD50(体重当たりの半数致死量)は値が小さいほど少量で致死する=毒性が強く、大きいほど毒性は弱い。選択肢3は誤り——共力剤(ピペロニルブトキシド等)は単独ではほとんど殺虫作用をもたず、昆虫体内の解毒(分解)を阻害して主剤の効力を高める補助剤である。選択肢4は誤り——IGRは昆虫特有の脱皮・変態の機構に作用するため、哺乳類への急性毒性は低い(選択毒性が高い)。