二段圧縮を採用する圧力差条件

第三種冷凍機械責任者冷凍の原理・熱力学」の練習問題 問29(全31問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題二段圧縮冷凍サイクルに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a二段圧縮は、蒸発圧力と凝縮圧力の差が小さい場合に採用され、圧力差が大きい場合には一段圧縮が用いられる
  2. bフラッシュガスを中間圧力の段階で分離することにより、圧縮機の効率低下を抑えることができる
  3. c蒸発圧力と凝縮圧力の差(圧力比)が大きい場合に、一段圧縮に比べ圧縮比を分割し、吐出ガス温度の過度な上昇を抑えることができる
  4. d中間冷却器(インタークーラ)を用いて、低段圧縮機の吐出ガスを冷却してから高段圧縮機に吸い込ませることができる
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正解:a. 二段圧縮は、蒸発圧力と凝縮圧力の差が小さい場合に採用され、圧力差が大きい場合には一段圧縮が用いられる

二段圧縮は、蒸発圧力と凝縮圧力の差(圧力比)が大きい場合に、一段圧縮では吐出ガス温度が過度に上昇したり圧縮効率が低下したりする問題を避けるために採用される方式である。したがって「圧力差が小さい場合に採用され、圧力差が大きい場合には一段圧縮が用いられる」とする記述は逆であり誤りである。フラッシュガスを中間圧力で分離すること、圧縮比を分割して吐出ガス温度の上昇を抑えること、中間冷却器で低段の吐出ガスを冷却することは、いずれも二段圧縮の目的として正しい記述である。

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