膨張弁通過時の冷媒の状態変化

第三種冷凍機械責任者冷凍の原理・熱力学」の練習問題 問28(全31問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題冷媒が膨張弁を通過する際の状態変化(絞り膨張)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a絞り膨張は等エントロピー変化であり、比エンタルピーは増加する
  2. b絞り膨張では冷媒の圧力・温度は低下するが、比エンタルピーは増加する
  3. c絞り膨張では熱や仕事の授受がないため、比エンタルピーは変化しない
  4. d絞り膨張では冷媒が外部に仕事をするため、比エンタルピーは減少する
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正解:c. 絞り膨張では熱や仕事の授受がないため、比エンタルピーは変化しない

膨張弁での絞り膨張は断熱的で外部への仕事の出入りもないため、膨張弁前後で比エンタルピーは変化しない等エンタルピー変化である。「冷媒が外部に仕事をするため比エンタルピーは減少する」とする記述は、外部仕事をしないため誤り。「等エントロピー変化であり比エンタルピーは増加する」とする記述は、絞り膨張が不可逆過程でありエントロピーは増加するため等エントロピー変化ではなく誤り。「圧力・温度は低下するが比エンタルピーは増加する」とする記述も、比エンタルピーが変化しないことに反するため誤り。

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