問題冷凍サイクルにおいて、冷凍効果(冷媒1kgあたりの冷凍能力)を大きくする方法に関する記述として、正しいものはどれか。
- a凝縮器出口で液を過冷却し、過冷却度を大きくすることにより、冷凍効果を増大させることができる
- b圧縮機吸込み蒸気の過熱度を大きくすることは、冷凍効果を増大させる最も有効な方法である
- c凝縮圧力を高くすることは、冷凍効果を増大させる方法として有効である
- d蒸発圧力を下げることは、冷凍効果を増大させる方法として有効である
答えと解説を見る
正解:a. 凝縮器出口で液を過冷却し、過冷却度を大きくすることにより、冷凍効果を増大させることができる
凝縮器出口で液を過冷却すると膨張弁入口の比エンタルピーが下がり、蒸発器出入口の比エンタルピー差である冷凍効果が増大する。吸込み蒸気の過熱(多くは蒸発器外部で生じる無駄な過熱)は冷凍効果の増大にほとんど寄与しないため2つ目は誤り。凝縮圧力を高くすると膨張弁入口の比エンタルピーが上がり冷凍効果は減少するため3つ目は誤り。蒸発圧力を下げることは一般に冷凍効果の増大策とはならないため4つ目は誤り。