進相コンデンサによる力率改善効果

第二種電気工事士(筆記)配電理論・配線設計」の練習問題 問14(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第二種電気工事士(筆記)のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題電動機などの誘導性負荷に、低圧進相コンデンサを並列に接続したときに得られる主な効果として、正しいものはどれか。

  1. a回路全体の力率が低下する
  2. b負荷にかかる電圧が上昇する
  3. c負荷の消費電力(有効電力)が増加する
  4. d電源側に流れる電流が減少する
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正解:d. 電源側に流れる電流が減少する

進相コンデンサは遅れ無効電力を補償して力率を改善するため、同じ有効電力を供給する場合でも電源側の線路電流が減少する(=線路損失や電圧降下の低減につながる)ので、電源側に流れる電流が減少するとする記述が正しい。負荷の消費電力(有効電力)が増加するとする記述は誤り——コンデンサは無効電力を補うだけで負荷の有効電力そのものは変わらない。負荷にかかる電圧が上昇するとする記述も誤り——力率改善が主目的であり昇圧装置ではない。回路全体の力率が低下するとする記述も誤り——目的は力率の改善(向上)であって低下ではない。

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