三相回路の不平衡と中性線に関する次の記述のうち

電験三種理論:交流回路」の練習問題 問45(全48問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題三相回路の不平衡と中性線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a三相4線式で負荷が不平衡でも、中性線が健全であれば各相の負荷にかかる電圧は相電圧に保たれる。
  2. b平衡三相負荷では、各相電流のベクトル和が零となるため中性線には電流が流れない。
  3. c三相4線式で負荷が不平衡になると、中性線には各相電流のベクトル和に等しい電流が流れる。
  4. d中性線のない三相3線式でY結線負荷が不平衡になっても、負荷の中性点電位は電源の中性点電位と常に一致する。
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正解:d. 中性線のない三相3線式でY結線負荷が不平衡になっても、負荷の中性点電位は電源の中性点電位と常に一致する。

中性線のない三相3線式で不平衡Y結線負荷を接続すると、負荷の中性点電位は電源中性点からずれる(中性点移動)ため、常に一致するとする記述は誤りである。この電位差により各相の電圧が不揃いとなり、抵抗の小さい相の電圧が下がる。平衡時に中性線電流が零になること、不平衡時の中性線電流が各相電流のベクトル和であること、中性線が健全なら各相電圧が相電圧に保たれることは、いずれも正しい記述である。

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