強磁性体のヒステリシス曲線(B–H 曲線)に関する次の記述…

電験三種理論:電磁気・過渡現象」の練習問題 問15(全50問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題強磁性体のヒステリシス曲線(B–H 曲線)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a磁束密度を零にするために加える必要のある逆向きの磁界の強さを、保磁力という。
  2. b変圧器の鉄心には、ヒステリシス損を大きくするために保磁力の大きい材料を用いる。
  3. cヒステリシス曲線が囲む面積は、鉄心を 1 周期磁化するときに失われるエネルギーに比例する。
  4. d磁界の強さを零にしても磁性体に残る磁束密度を、残留磁気(残留磁束密度)という。
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正解:b. 変圧器の鉄心には、ヒステリシス損を大きくするために保磁力の大きい材料を用いる。

変圧器の鉄心では損失をできるだけ小さくする必要があるため、保磁力が小さくヒステリシス曲線の囲む面積が小さい軟磁性材料(けい素鋼板など)を用いる。ヒステリシス損を大きくするために保磁力の大きい材料を用いるという記述は目的が逆であり誤り。残留磁気と保磁力の定義、および曲線が囲む面積が 1 周期当たりの損失に比例することは正しい。

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