増幅器と帰還回路で構成された発振回路が、持続的に正弦波発振…

電験三種理論:電子理論・電気計測」の練習問題 問31(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題増幅器と帰還回路で構成された発振回路が、持続的に正弦波発振を続けるための条件として、最も適切なものはどれか。

  1. a帰還回路を含む一巡の利得の大きさが 1 未満で、一巡の位相が 180°(負帰還)であること
  2. b帰還回路を含む一巡の利得の大きさが 1 以上で、一巡の位相が 0°(360°の整数倍)であること
  3. c増幅器に加える負帰還の量を大きくするほど一巡の利得が増加し、発振しやすくなること
  4. d増幅器の出力インピーダンスが無限大で、帰還回路の入力インピーダンスが零であること
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正解:b. 帰還回路を含む一巡の利得の大きさが 1 以上で、一巡の位相が 0°(360°の整数倍)であること

発振の条件は、増幅器と帰還回路を一巡した利得の大きさが 1 以上であること、および一巡した位相が 0°(360°の整数倍)であることの二つで、これを満たすと入力がなくても信号が自己保持される。一巡利得が 1 未満では振動は減衰して止まるので、その条件では持続発振しない。負帰還は利得や波形ひずみを安定化させる働きであり、増やすほど発振しやすくなるという記述は逆で誤りである。出力インピーダンスの大小は発振条件そのものを決める量ではなく、無限大が条件とする記述も誤りである。

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