問題送電系統の過渡安定度の向上対策に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a故障区間を高速度で遮断し、高速度再閉路方式を採用する。
- b多導体の採用や直列コンデンサの設置により系統リアクタンスを小さくする。
- c中間開閉所に調相設備を設置して系統電圧を維持する。
- d発電機の単位慣性定数を小さくして回転子の応答を速める。
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正解:d. 発電機の単位慣性定数を小さくして回転子の応答を速める。
過渡安定度は事故時の回転子動揺の大きさに左右され、単位慣性定数が大きいほど動揺の加速が抑えられて安定度は高くなる。慣性定数を小さくすると動揺が激しくなり安定度は低下するため、この記述は誤りである。高速遮断と高速度再閉路による事故継続時間の短縮、中間開閉所の調相設備による電圧維持、多導体や直列コンデンサによるリアクタンス低減は、いずれも過渡安定度を高める正しい対策である。
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