問題加圧水型原子炉(PWR)の出力調整に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- aタービン入口の蒸気加減弁の操作だけで出力を調整し、炉心側の操作は一切行わない。
- b再循環ポンプの流量を変えて炉心内のボイド(気泡)量を調節することで出力を調整する。
- c給水の温度を変化させて炉心内の沸騰量を増減させることで出力を調整する。
- d制御棒の操作に加え、一次冷却材に溶かしたほう素の濃度を変えることで出力を調整する。
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正解:d. 制御棒の操作に加え、一次冷却材に溶かしたほう素の濃度を変えることで出力を調整する。
加圧水型では制御棒による調整に加え、中性子を吸収するほう素を一次冷却材に溶かし、その濃度(ケミカルシム)を変えて緩やかな出力調整や燃焼度の補償を行う。再循環流量でボイドを増減させるのは沸騰水型の方式であり加圧水型には当てはまらない。加圧水型の一次系は加圧されており炉心で沸騰しないため、給水温度で沸騰量を調整するという説明も成り立たない。蒸気加減弁だけで炉心側の操作を行わないという記述も実際とは異なるため誤りである。
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