原子炉における減速材の主な役割として

電験三種電力:発電」の練習問題 問53(全71問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題原子炉における減速材の主な役割として、最も適切なものはどれか。

  1. a中性子を吸収して核分裂の連鎖反応を停止させる。
  2. b炉心から漏れ出る放射線を遮へいして人体を保護する。
  3. c核分裂によって生じた熱を炉心の外へ運び出す。
  4. d核分裂で生じた高速中性子の速度を落として熱中性子にする。
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正解:d. 核分裂で生じた高速中性子の速度を落として熱中性子にする。

ウラン235は速度の遅い熱中性子に対して核分裂を起こす確率(断面積)が大きいため、核分裂で生じた高速中性子を減速材との衝突で熱中性子に減速し、連鎖反応を持続させる。中性子を吸収して連鎖反応を止めるのは制御棒の役割、熱を炉外へ運ぶのは冷却材の役割、放射線を遮って人体を守るのは遮へい体の役割であり、いずれも減速材の主な役割ではないため誤りである。

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