問題原子炉における減速材の主な役割として、最も適切なものはどれか。
- a中性子を吸収して核分裂の連鎖反応を停止させる。
- b炉心から漏れ出る放射線を遮へいして人体を保護する。
- c核分裂によって生じた熱を炉心の外へ運び出す。
- d核分裂で生じた高速中性子の速度を落として熱中性子にする。
答えと解説を見る
正解:d. 核分裂で生じた高速中性子の速度を落として熱中性子にする。
ウラン235は速度の遅い熱中性子に対して核分裂を起こす確率(断面積)が大きいため、核分裂で生じた高速中性子を減速材との衝突で熱中性子に減速し、連鎖反応を持続させる。中性子を吸収して連鎖反応を止めるのは制御棒の役割、熱を炉外へ運ぶのは冷却材の役割、放射線を遮って人体を守るのは遮へい体の役割であり、いずれも減速材の主な役割ではないため誤りである。
広告体系的に対策するなら電験三種の受験対策講習会(能セン)を見る →![]()