問題汽力発電所の復水器に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- aタービン排気を冷却して凝縮させ、排気側の圧力を大気圧より低い真空に保つことでタービンで利用できる熱落差を大きくする
- bタービン排気を大気圧まで昇圧してから冷却水で凝縮させ、復水の圧力を高めることで給水ポンプの所要動力を減らす
- cタービン排気の熱でボイラ給水をあらかじめ加熱して蒸発しやすくし、ボイラでの燃料消費を減らして熱効率を高める
- dタービン排気に含まれる塩類や溶存酸素などの不純物を化学的に分解して、ボイラや給水系統の腐食を防ぐ
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正解:a. タービン排気を冷却して凝縮させ、排気側の圧力を大気圧より低い真空に保つことでタービンで利用できる熱落差を大きくする
復水器は冷却水でタービン排気を凝縮させる装置で、蒸気が凝縮すると体積が急減して器内が高真空となり、タービン出口圧力が下がって熱落差が大きくなるため出力と効率が向上する。排気を大気圧まで昇圧するという記述は、復水器がむしろ真空を作る装置であるため誤り。給水の加熱は給水加熱器や節炭器の役割である。不純物の化学的分解は復水脱塩装置や水処理設備が担うもので、復水器の目的ではない。
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