汽力発電所で再熱サイクルを採用する主な目的として

電験三種電力:発電」の練習問題 問26(全71問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題汽力発電所で再熱サイクルを採用する主な目的として、最も適切なものはどれか。

  1. a高圧タービンで膨張した蒸気をボイラの再熱器で再び加熱して低圧タービンへ送り、最終段の湿り度を下げるとともに熱効率を高める
  2. b空気予熱器を用いてボイラへ送る燃焼用空気を煙道の排ガスの余熱で加熱し、排ガス損失を減らしてボイラ効率を高める
  3. c復水器へ送る冷却水の温度を高めて復水器の真空度を上げ、タービンの熱落差を大きくすることで熱効率を高める
  4. dタービンの中間段から蒸気を抽出して給水加熱器で給水を加熱し、ボイラでの必要加熱量を減らして熱効率を高める
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正解:a. 高圧タービンで膨張した蒸気をボイラの再熱器で再び加熱して低圧タービンへ送り、最終段の湿り度を下げるとともに熱効率を高める

再熱サイクルは、高圧タービンの排気を再熱器で再加熱して低圧タービンに導く方式であり、膨張終わりの湿り度を下げて翼のエロージョンを防ぐとともに熱効率を高める。抽気で給水を加熱するのは再生サイクルの説明であり別方式である。復水器は冷却水温度が低いほど真空度が高くなるので、冷却水温度を高めれば効率は逆に低下する。燃焼用空気を排ガスで加熱するのは空気予熱器の役割であって、再熱の目的ではない。

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