公称電圧22kV、周波数50Hzの三相3線式地中送電線路が…

電験三種電力:配電・電気材料」の練習問題 問27(全45問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題公称電圧22kV、周波数50Hzの三相3線式地中送電線路がある。こう長は10km、1線当たりの静電容量は0.4μF/km、絶縁体の誘電正接はtanδ=0.001である。線間電圧を22kVとするとき、三相合計の誘電損[kW]に最も近い値はどれか。

  1. a0.61
  2. b0.41
  3. c0.20
  4. d0.35
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正解:a. 0.61

1線当たりの静電容量はC=0.4×10=4μF=4×10⁻⁶F、対地電圧はE=22000/√3≒12700V。ω=2π×50≒314.2なので、1相当たりの無効電力はωCE²=314.2×4×10⁻⁶×(12700)²≒2.03×10⁵var。三相合計では約6.08×10⁵var、これにtanδ=0.001を乗じてWd≒608W≒0.61kWとなる。0.20や0.35は三相合計とせず一部の相のみで計算したり静電容量を過小に扱った場合の値、0.41は対地電圧でなく別の電圧を用いた場合の値であり、いずれもωCE²tanδを三相分正しく計算した結果と一致しないため誤りである。

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