電動機に取り付けるはずみ車に関する記述として

電験三種機械:パワエレ・自動制御」の練習問題 問27(全46問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題電動機に取り付けるはずみ車に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. aはずみ車が放出できるエネルギーは、許容できる回転速度の変動幅が広いほど大きくなる。
  2. bプレス機や圧延機のように負荷が周期的に大きく変動する用途に用いられ、電源側から見た負荷の変動も緩和される。
  3. c回転体の慣性モーメントを大きくして運動エネルギーを蓄え、負荷の急変時にエネルギーを吸収・放出することで電動機の負荷変動を平準化する。
  4. dはずみ車を取り付けると回転体に蓄えられるエネルギーが増えるため、電動機の始動から定格速度に達するまでの時間は短くなる。
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正解:d. はずみ車を取り付けると回転体に蓄えられるエネルギーが増えるため、電動機の始動から定格速度に達するまでの時間は短くなる。

はずみ車は慣性モーメントを増して運動エネルギーを蓄え、負荷が急増したときに放出、軽いときに吸収することで電動機と電源から見た負荷変動を平準化する装置である。放出できるエネルギーは ½J(ω1²−ω2²) であり、許容する速度変動幅が広いほど大きい。プレス機や圧延機など周期的な衝撃負荷に適用される。一方、慣性モーメントが増加する分だけ加速に要するトルク・時間は増えるので、始動時間が短くなるとする記述は実際と逆であり誤りである。

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