問題三相ブリッジ(三相全波)整流回路の動作に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、転流の重なりは無視し、負荷電流は連続しているものとする。
- a各ダイオードの導通期間は電源電圧の1周期あたり180°であり、常に3個のダイオードが同時に導通して負荷に電流を供給する。
- b各ダイオードの導通期間は電源電圧の1周期あたり60°であり、常に1個のダイオードだけが導通して負荷に電流を供給する。
- c各ダイオードの導通期間は電源電圧の1周期あたり360°であり、6個すべてが常時導通して負荷に電流を供給する。
- d各ダイオードの導通期間は電源電圧の1周期あたり120°であり、常に2個のダイオードが同時に導通して負荷に電流を供給する。
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正解:d. 各ダイオードの導通期間は電源電圧の1周期あたり120°であり、常に2個のダイオードが同時に導通して負荷に電流を供給する。
三相ブリッジ整流回路では、上側3個のうち最も電位の高い相に接続されたものと、下側3個のうち最も電位の低い相に接続されたものが導通するため、常に2個が同時に導通する。各ダイオードは1周期のうち120°の期間導通し、60°ごとに導通する組合せが切り替わるので出力脈動は電源周波数の6倍になる。導通期間180°で3個同時導通とする記述、60°で1個のみとする記述、6個すべてが常時導通とする記述は、いずれもこの転流動作と一致しないため誤りである。
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