問題ボイラー清缶剤のうち軟化剤に関する記述として、正しいものはどれか。
- a軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分と反応させて、スケールとなりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)を生成させる。
- b軟化剤は、蒸気とともに運び出されたシリカを不活性化する目的で用いる。
- c軟化剤は、ボイラー水のpHをアルカリ側から中性付近に下げるために用いる。
- d軟化剤は、ボイラー水中の溶存酸素を除去し、鋼材の腐食を防止するために用いる。
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正解:a. 軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分と反応させて、スケールとなりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)を生成させる。
軟化剤はボイラー水中の硬度成分と反応させてスケールとなりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)を生成させる、と述べる記述が正しい。軟化剤(リン酸ナトリウム等)は給水・ボイラー水中のカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分と反応し、スケールになりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)に変えて吹出しで排出しやすくする清缶剤である。溶存酸素を除去して鋼材の腐食を防止するために用いるとする記述は誤り——溶存酸素の除去は脱酸素剤の役割。pHをアルカリ側から中性付近に下げるために用いるとする記述は誤り——pHをアルカリ側から下げるのではなく、水管理では一般に弱アルカリ性に保つ。運び出されたシリカを不活性化する目的で用いるとする記述は誤り——シリカの不活性化という機能は軟化剤にはない。
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