軟化剤の働きと役割

二級ボイラー技士ボイラーの取扱いに関する知識」の練習問題 問13(全38問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は二級ボイラー技士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題ボイラー清缶剤のうち軟化剤に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a軟化剤は、ボイラー水中の溶存酸素を除去し、鋼材の腐食を防止するために用いる。
  2. b軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分と反応させて、スケールとなりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)を生成させる。
  3. c軟化剤は、ボイラー水のpHをアルカリ側から中性付近に下げるために用いる。
  4. d軟化剤は、蒸気とともに運び出されたシリカを不活性化する目的で用いる。
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正解:b. 軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分と反応させて、スケールとなりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)を生成させる。

正解は選択肢2。軟化剤(リン酸ナトリウム等)は給水・ボイラー水中のカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分と反応し、スケールになりにくい軟らかい沈殿物(スラッジ)に変えて吹出しで排出しやすくする清缶剤である。1は誤り——溶存酸素の除去は脱酸素剤の役割。3は誤り——pHをアルカリ側から下げるのではなく、水管理では一般に弱アルカリ性に保つ。4は誤り——シリカの不活性化という機能は軟化剤にはない。

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