問題貫流ボイラーの構造・特徴に関する記述として、正しいものはどれか。
- a貫流ボイラーは、蒸発部と過熱部が構造上明確に分離されたドラムを介して接続されている。
- b貫流ボイラーは、気水ドラムを持たず、給水ポンプで送られた水が管内を通る間に予熱・蒸発・過熱され、他端から蒸気を取り出す構造である。
- c貫流ボイラーは、自然循環式水管ボイラーと同様に、降水管と上昇管による水の自然循環を利用する構造である。
- d貫流ボイラーは、大径の気水ドラムを備え、保有水量が大きいことを特徴とする。
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正解:b. 貫流ボイラーは、気水ドラムを持たず、給水ポンプで送られた水が管内を通る間に予熱・蒸発・過熱され、他端から蒸気を取り出す構造である。
気水ドラムを持たず、管内を通る間に予熱・蒸発・過熱されて他端から蒸気を取り出す構造とする記述が正しい。貫流ボイラーは細い管の一端に給水を送り込み、管内を通過する間に予熱・蒸発・過熱の各過程が連続して行われ、他端から過熱蒸気が取り出される構造である。大径の気水ドラムを備え保有水量が大きいとする記述は誤り――ドラムを持たないため保有水量は非常に小さい。降水管と上昇管による水の自然循環を利用するとする記述も誤り――ドラムがないため降水管・上昇管による自然循環は生じず、給水ポンプの圧力で押し通される。蒸発部と過熱部が構造上分離されたドラムを介して接続されているとする記述も誤り――蒸発部と過熱部を分離するドラムは存在せず、一連の管系統の中で連続的に処理される。
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