問題ヒートポンプに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- a低温の熱源から熱をくみ上げ、より高温側へ熱を移動させる装置である
- b空気熱源ヒートポンプは、外気温度が低いほど暖房能力が低下しやすい
- c暖房時の成績係数(COP)は、同一条件の冷房時の成績係数より1だけ大きくなる
- d暖房時の成績係数(COP)は、投入電力より得られる熱量が小さいため常に1未満となる
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正解:d. 暖房時の成績係数(COP)は、投入電力より得られる熱量が小さいため常に1未満となる
ヒートポンプは、外部から投入した圧縮仕事(電力)に加えて低温熱源からくみ上げた熱を高温側へ放出するため、暖房時に得られる熱量は投入電力を上回り、COPは通常1を大きく超える(2〜5程度)。したがって暖房時のCOPを『常に1未満』とする記述が明確に誤りで、これが最も不適当である。エネルギー保存から放熱量=吸熱量+仕事なので暖房COPは冷房COPより一つ分大きく、暖房時のCOPが同一条件の冷房時より大きくなると述べる記述は正しい。低温熱源から高温側へ熱を移す装置とする記述、外気温が低いほど暖房能力が低下しやすいとする記述もいずれも正しい。
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