問題紫外線および赤外線の性質と健康影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a殺菌灯に利用される紫外線の波長は約254nmであり、この付近で殺菌効果が最も高い。
- b波長が最も長いUV-Cはオゾン層を透過して地表に多く到達し、日焼けや皮膚がんの主因となる。
- c赤外線は電離作用が強い放射線であり、DNAを直接電離させて皮膚がんを引き起こす主要因である。
- d紫外線は人体に有害な作用のみをもち、生体にとって有益な作用はまったくない。
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正解:a. 殺菌灯に利用される紫外線の波長は約254nmであり、この付近で殺菌効果が最も高い。
正しいのは、殺菌灯に用いる紫外線の波長を約254nmとする記述。殺菌用紫外線はUV-C域の約254nmが用いられ、この波長付近で殺菌効果が最も高い。UV-Cは波長が最も長くオゾン層を透過して地表に多く到達するとする記述は誤り——UV-Cは紫外線の中で波長が最も『短く』、大気中のオゾン層等でほとんど吸収されて地表にはほぼ到達しない(地表の日焼けの主因は主にUV-B)。赤外線を電離作用の強い放射線とし皮膚がんの主要因とする記述は誤り——赤外線は非電離放射線で主作用は熱作用(温熱効果)であり、DNAを電離させて皮膚がんを起こす主因ではない。紫外線に有益な作用はまったくないとする記述は誤り——紫外線には皮膚でのビタミンD合成の促進など生体に有益な作用もある。
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