室内温熱環境と健康影響

ビル管理士建築物の環境衛生」の練習問題 問33(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題室内の温熱環境と健康影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. aヒートショックは、冬季に暖かい居室と寒い脱衣室・浴室・トイレとの間の温度差によって血圧が急変動し、心筋梗塞や脳卒中などを誘発する現象である。
  2. b高齢者は皮膚の温度感覚や体温調節機能が低下しており、暑さ・寒さを自覚しにくく、熱中症や低体温症のリスクが高い。
  3. c室内の相対湿度が低いと、皮膚や気道粘膜が乾燥しやすく、ウイルスの生存も長引くため感染症のリスクが高まる。
  4. d冬季のヒートショック対策としては、脱衣室や浴室を居室よりも低い温度に保ち、居室との温度差を大きくすることが有効である。
答えと解説を見る

正解:d. 冬季のヒートショック対策としては、脱衣室や浴室を居室よりも低い温度に保ち、居室との温度差を大きくすることが有効である。

誤りは、脱衣室や浴室を居室より低い温度に保ち温度差を大きくすることが有効とする記述。ヒートショックは居室と非暖房室(脱衣室・浴室・トイレ)の温度差が引き金となるため、対策は脱衣室・浴室をあらかじめ暖めて居室との温度差を『小さく』することが基本であり、温度差を大きくするのは逆効果で誤り。居室と脱衣室・浴室等の温度差で血圧が急変動し心筋梗塞や脳卒中を誘発するとの記述は正しく、冬季の入浴中急死の一因として温度差による急激な血圧変動が知られる。高齢者は温度感覚や体温調節機能が低下し熱中症・低体温症のリスクが高いとする記述も正しく、暑さ寒さを自覚しにくい。相対湿度が低いと感染症のリスクが高まるとする記述も正しく、低湿度は粘膜の乾燥防御力低下やウイルスの生存延長を招き感染リスクを高める。

広告体系的に対策するならビル管理士の対策講座(SAT)を見る

ビル管理士を4択ドリルで演習する →本番形式・分野別・ミックスから選べます(無料)
建築物の環境衛生」の他の問題
ビル管理士 の勉強法・過去問ガイド

実施団体:公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター。受験資格・試験日程・受験料など変動する情報は、必ず公式サイトでご確認ください。