騒音・振動による健康影響

ビル管理士建築物の環境衛生」の練習問題 問34(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題騒音および振動による健康影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. a騒音性難聴は、初期に4000Hz付近の聴力低下(オージオグラム上のc5ディップ)が現れるのが特徴である。
  2. b騒音性難聴は、まず125〜250Hzの低音域が障害され、初期から日常会話が著しく困難になる。
  3. cチェーンソーや電動工具などによる手腕への局所振動を長期に受けても、指の血行障害(白ろう病・レイノー現象)が生じることはない。
  4. d全身振動による不快感や動揺病は振動の周波数とは無関係であり、人体が特定の周波数で共振する現象は起こらない。
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正解:a. 騒音性難聴は、初期に4000Hz付近の聴力低下(オージオグラム上のc5ディップ)が現れるのが特徴である。

正しいのは選択肢1。騒音性難聴は初期に4000Hz付近の聴力が選択的に低下する『c5ディップ』を示し、会話音域より高い周波数から障害が始まるのが特徴である。選択肢2は誤り——低音域から障害され初期から会話困難になるのではなく、まず高音域(約4000Hz)が障害され初期には自覚しにくい。選択肢3は誤り——チェーンソー等による手腕系の局所振動障害では末梢の血行障害である白ろう病(振動障害によるレイノー現象)が生じ得る。選択肢4は誤り——全身振動では人体が数Hz(縦方向でおおむね4〜8Hz)で共振し、この帯域で不快感や内臓への影響が大きくなる。

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